「スキン+ボーンズ」-1980年代以降の建築とファッション

Skin「Skin + Bones(スキン+ボーンズ)」の展覧会に行って来ました@国立新美術館 。
建築とファッションは、人間の身体を守るシェルターとしての本質を共有しているというテーマに沿って、それぞれの作品を交互に展示されています。
とっても見応えのある展覧会で、じっくりファッションと建築を見比べていくとリンクしていく感じがよかったです。
ファッションも建築もまずは平面から始まるということ。
ファッションは平面の紙にパターンを書く、建築は平面の紙に設計図を書く、というようにクリエイティブのプロセスが一緒なんだということです。
「ボーンズ」は骨となるもの。洋服のパターンと建築の設計図がよく似ていたのがNY発ナルシソ・ロドリゲス氏のパターンです。まるで設計図のような構築的なパターン。またコンピューター・プログラムによるドレスの裁断図も。
「スキン」は外側。外側なので、洋服でいうと過剰なボリュームだったり、建築で言うと柱より過剰に飛び出した建物だったり、がリンクしていました。青山のプラダ・ブティックやTOD’S表参道ビルなどの外観デザインも「スキン」です。
こうやってファッションと一緒に見ていくと普段見慣れている建物って実は面白いんですね、勉強になりました。
オススメ展覧会です。本も買っちゃいました☆

スキン+ボーンズ-1980年代以降の建築とファッション
国立新美術館
2007年8月13日(月)まで
http://www.nact.jp/exhibition_special/2007/skin_and_bones/index.html

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