(2005/2/24) サラ・ジェシカ・パーカーの香水

2日連続ですが、米国の人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ(Sex and the City)」がらみの話です。主演女優でファッションリーダーの女優、サラ・ジェシカ・パーカーが自分の香水ブランドをプロデュースするそうです。米国に本社を置く化粧品会社、コティ社と契約したと、同社が発表しました。

 香水の名称や香りなどはまだ決まっていないそうです。早ければ、2005年秋にも商品が店頭に並ぶ予定です。

 サラは米国のカジュアルウエア「ギャップ(GAP)」のイメージキャラクターとなっています。2005年春のキャンペーンにも出演するそうで、まだしばらくは同ブランドの「顔」であり続けるようです。

 コティ社は2004年に創立100周年を迎えた歴史ある企業。歌手のジェニファー・ロペスや、「セレブ姉妹」として有名なオルセン姉妹の香水も手がけています。

 シャネル社の看板商品である香水「シャネルNo.5」は、女優のニコール・キッドマンをイメージキャラクターに迎えました。「ドルチェ&ガッバーナ」の香水「シシリー」はイタリア人女優のモニカ・ベルッチがキャラクターとなっています。「香り」という、広告では伝えにくい商品では、そのイメージをいかに上手く伝えるかが勝負になります。有名女優が起用されるのは、そのイメージの力が商品の魅力をアピールする上で有効だからでしょう。

 ファッションブランドの最終形は香水だといわれます。半年ごとのショーに追いまくられるデザイナーは、一度作ってしまえば、以後は量産するだけで売り上げが確保できる香水をビジネスの理想型と考えるようです。「香水が売れるようにするためにファッションで成功したい」と公言するデザイナーすらいるほどです。

 人気が落ちきってしまうまでだらだらとシーズンを続けるという米国ドラマ界の悪しき常識を覆し、「SATC」は人気絶頂のまま、2004年に第6シーズンで終了しました。その引き際の見事さには、プロデューサー的立場でもあったサラの意向も反映されていたのではないでしょうか。シーズンが終わっても今なお、ファッションイコンであり続けるサラの香水に、サラがどんな思いを託すのか、今から興味津々です。

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