(2005/3/23) ファッション展示会「d&a」

ロサンゼルス発の大きなファッション展示会「d&a(デザイナーズ&エージェント)」がニューヨークからスタートしました。ニューヨークでは2月26~28日。東京では3月14~16日、ロスでは3月18~21日の日程で開催されました。

 ニューヨークでは約150以上のブランドが出展していました。ロスよりは出展数が少ないものの、東京の展覧会ではなかなか見ることができないブランドがたくさんありました。

 全体的にカジュアル色の強い「d&a」らしく、デニムの種類は豊富でした。まだまだプレミアムジーンズの勢いは止まらないといった感じでしょうか。

 ナチュラルでステッチ使いがポイントの「ファーマー(FARMER)」というデニムブランドと、少しメンズライクな「575 DENIM」に目が留まりました。「575 DENIM」は「ブルー・カルト(Blue Cult)」の設立者の息子と大手ブランドのバイヤー経験者の2人によって2005年1月に設立されたばかりのブランドです。少しボーイッシュなラインにヴィンテージ感を加えたハードなテイストは、「美脚ジーンズ」の次のタイプのデニムと映りました。

 そのほかにも気になったブランドがいくつかありました。「マルゲリータ(Margherita)21」はブラウスやワンピースがハンドペイント調の淡いかわいらしさで印象的でした。「JW LOS ANGELES」はトップスのブラウスやジャケットにハンドクラフト調の刺繍がエスニックテイストとヒッピーテイストをミックスしたようなイメージ。

 カジュアルとカントリーをミックスしたようなイメージでキャップ帽がキュートだった「フレッシュ ロサンゼルス(Fresh Los Angeles)」、ストレッチベルペットやジャージー、シルクシフォンをリメーク風にアレンジした、ロマンティックなブラウスやワンピースがかわいらしかった「サラ(SARAH)」なども気に入りました。

 アクセサリーで最高にキュートだったのが「パッチ(Patch) NYC」です。手作りの人形のネックレスはヴィンテージ生地を使っていて、一つ一つ表情がありました。それでいて高級感があるので、ワンピースにも合わせやすそうです。ニューヨークでも取り扱いしているショップがまだ少なく、これからジワジワ人気が出そうなブランドです。

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