「Brooks Brothers（ブルックス ブラザーズ）」はニューヨーク・ファッションウイークでウィメンズの2018-19年秋冬コレクションを発表しました。創立200周年を記念した、節目のコレクションとなりました。
ブリティッシュスタイルをアメリカに紹介していた創立当時の日々と、ブランド発祥の都市であるニューヨークの洗練された美しさの両方から着想を得ています。
伝統的なテイラーリングを生かしつつ女性らしさも取り入れました。メンズウェアからインスピレーションを受けたパターンに、冬らしい素材や、スポーティな要素を加えています。クリエイティブ・ディレクターであるZac Posen（ザック・ポーゼン）氏はコレクション全体を通してタイムレスなブルックス ブラザーズにモダンな感覚を融合させています。
ブラック、アイボリー、クラシックレッド、キャメルに、ヘザーグレイとバーガンディやジンファンデルの暖かい色合いをアクセントとして取り入れた上品なカラーパレットです。グレーのクラシックなピンストライプのフランネルスーツ、プリンスオブウェールズ・スーツとコート、そしてイタリアンウールを使ったパワースーツがブランドのアイコン要素を取り入れながらデイウェアとしてアップデートされています。
特別なローズプリントがブラウス、ニット、ドレープドレスに施され、メンズ要素の中で女性らしさがコントラストとして際立ちます。スーパーハイゲージのイタリアンカシミアのケーブルセーターやカーディガンがクラシックスタイルを構成。洗練されたキャメルやモヘア、ニットを使ったコートがアウターとして登場しました。
ジャカードセーターを含むラグジュアリーなレイヤードスタイルとグラフィックモザイクプリントを組み合わせています。 イブニングウェアはアイキャッチなメタリックツイードや、ペイズリーダマスク、ベルベットによって強調されています。ダブルのタキシードがシックでしっかりした装いの一方、黒のルレックスを使ったタートルネックトップスと合わせたサテンのパジャマがリラックスしつつ魅力的なスタイルを生み出しています。
ドレスは黒を使ったパターンやパネルタータンを取り入れています。パテントレザーのキトゥンヒールやクロコダイルの型押しパンプス、スエードブーツなどのアクセサリー類がルックを完成させます。パテントやクロコダイルを組み合わせたクラッチやバケツバッグ、クロスボディバッグなどのハンドバッグを強く印象的なルックに合わせています。
200年にわたるブランドのヘリテージを存分に生かしながらも、きちんとモダナイズされたデザインを提案。記念すべき年にふさわしい、歴史と文化の厚みを印象づけるコレクションに仕上がっていました。
Brooks Brothers
www.brooksbrothers.co.jp
