「MARNI(マルニ)」2018-19年秋冬ミラノコレクション

「MARNI(マルニ)」2018-19年秋冬ミラノコレクション

「MARNI(マルニ)」2018-19年秋冬ミラノコレクション

「MARNI(マルニ)」2018-19年秋冬ミラノコレクション

「MARNI(マルニ)」2018-19年秋冬ミラノコレクション

「MARNI(マルニ)」2018-19年秋冬ミラノコレクション

「MARNI(マルニ)」2018-19年秋冬ミラノコレクション

「MARNI(マルニ)」2018-19年秋冬ミラノコレクション

「MARNI(マルニ)」2018-19年秋冬ミラノコレクション

「MARNI(マルニ)」2018-19年秋冬ミラノコレクション

「MARNI(マルニ)」2018-19年秋冬ミラノコレクション

「MARNI(マルニ)」2018-19年秋冬ミラノコレクション

「MARNI(マルニ)」2018-19年秋冬ミラノコレクション

「MARNI(マルニ)」はミラノファッションウイーク期間中の2018年2月25日、2018-19年秋冬ウィメンズコレクションを発表しました。創業者のコンスエロ・カスティリオーニ氏から引き継いで3シーズン目のFrancesco Risso(フランチェスコ・リッソ)氏はフューチャリスティック(未来的)なムードを打ち出しました。

エナメルのような質感のPVC(ビニール)樹脂でコーティングを施した、ブルーのコートが登場しました。オーバーサイズ気味のファニーなシルエット。ハイテクや化学を連想させる見栄え。同じ光沢アウターには蛍光カラーの明るいグリーンもあしらわれ、楽観的な気分を印象づけています。

ポジティブな色使いが繰り返されました。グリーン、ブルー、ピンク、オレンジなどが着姿を彩っています。複数の色をパーツごとに配する「カラーブロック」がチアフルな装いを組み上げました。

ユーモラスなディテールが目に付きました。左身頃はパイソン模様、右は黒革といった、左右で見え具合が大きく異なるコートはそのシンボル的存在。猫柄を忍び込ませたコートもいたずらっぽい表情を宿しています。ビッグベルト、ひも垂らしベルトも動きをプラス。折り曲げて持つ、大きめのバッグは小脇に底から抱え持ち、着姿のアクセントに迎えていました。

タンクトップをセーターの上から重ねるスタイリングは秋冬レイヤードの新アイデアを用意しました。着物風に打ち合わせるカシュクールを多用。左右で不ぞろいのアシンメトリー・ワンピースは優美な着映え。糸を垂らしたり、切りっぱなし風に始末したりといった「アンフィニッシュ」のディテールは制作途中のイメージをまとわせました。

テクノロジーやサステイナビリティー(持続可能性)を感じさせるクリエーションは、リアルファーを得意としたかつての「マルニ」からの様変わりを映します。しかし、持ち味の手仕事感やミックステイストは健在で、新生「マルニ」の方向感を指し示しているようでした。

MARNI
http://www.marni.com/jp

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