レオン&リムが有終の美 「KENZO(ケンゾー)」、メンズとウィメンズの2020年春夏コレクション発表

「KENZO(ケンゾー)」、メンズとウィメンズの2020年春夏コレクション発表

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「KENZO(ケンゾー)」、メンズとウィメンズの2020年春夏コレクション発表

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「KENZO(ケンゾー)」、メンズとウィメンズの2020年春夏コレクション発表

「KENZO(ケンゾー)」、メンズとウィメンズの2020年春夏コレクション発表

「KENZO(ケンゾー)」は2019年6月23日、パリでメンズとウィメンズの2020年春夏コレクションを発表しました。退任が決まったクリエイティブディレクターのウンベルト・レオンとキャロル・リムの両氏が手がけた、最後のコレクションとなります。

創設者である高田賢三の故郷である日本、そして日本の海に潜り続ける海女のグループに目を向けました。新コレクションは、伝統的なマリン関連の衣服と現代的でテクニカルなダイビング用品の要素を組み合わせたタペストリーです。

ウィメンズコレクションではオレンジ、バイオレット、ブラックのネオプレン(合成ゴム素材)にクラッシュ加工を施したウエットルックのジャージのトップスやドレスが登場。マーメイドのジャガード織リネンのスカートは真珠のボタンで飾られ、ビビッドなサンゴ色のナイロントップスは、袖がショルダーまでロールアップされています。

透明なスーツは、エビ、マーメイド、ウミユリのプリントを引き立て、ハイウエストのパンツは、ダイビング中に集められた宝物を彷彿とさせる刺繍が特徴的にあしらわれています。かすり織は、ドレスやトップスに採用。リキッドビスコース素材のテイラリングや、日焼け加工のデニム、かすり織プリントはウィメンズ、メンズコレクション共に登場しました。

KENZOの2019年秋冬コレクションでは、新バッグ「The Tali」が披露されました。2020年春夏コレクションのテーマに合わせてTaliにアップデートを加えた、より小さいヴァージョンの「The Mini Tali」を提案。グラデーションは海底に差し込む光を思わせます。ネットストラップとバムバッグは海女が使うベルトポーチを反映しています。

 

「KENZO(ケンゾー)」、メンズとウィメンズの2020年春夏コレクション発表

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「KENZO(ケンゾー)」、メンズとウィメンズの2020年春夏コレクション発表

「KENZO(ケンゾー)」、メンズとウィメンズの2020年春夏コレクション発表

「KENZO(ケンゾー)」、メンズとウィメンズの2020年春夏コレクション発表

メンズコレクションでは、丈夫なゴム引きのアウターウェアがオレンジやバイオレットで披露されました。ハワイアンシャツには、ウミユリやウニのプリントがあしらわれています。

インディゴやダークグレーの日焼けしたコットンセーターはラフにエッジを仕上げたショールカラーのテーラードジャケットと共に登場。サマーリネンで仕立てたジャケットとコートにはセーラーカラーを付け、ショートパンツには高周波レーザーカットのナイロンが使用されています。

スーツはトリミングされたボックス型で、クラシックな“K”のロゴ入りシャツにはライラックとオレンジにカラーブロッキングしたネットパネルを。プリントコットンの上にはグラデーションの色合いのネットプリントを施しました。

2011年から手がけたレオン氏とリム氏は、KENZOに敬意を払いながらも革新的なコレクションを発表し続け、様々なヒットアイテムを提案。世界的人気ブランドへと成長させました。有終の美を飾る最終コレクションでは、あらためて創業デザイナーへのリスペクトを示し、見事な仕事ぶりを締めくくりました。

KENZO
www.kenzo.com

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