KEIICHIROSENSE(ケイイチロウセンス)2016-17秋冬東京コレクション

KEIICHIROSENSE(ケイイチロウセンス)2016-17秋冬東京コレクション

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KEIICHIROSENSE(ケイイチロウセンス)2016-17秋冬東京コレクション

KEIICHIROSENSE(ケイイチロウセンス)2016-17秋冬東京コレクション

KEIICHIROSENSE(ケイイチロウセンス)2016-17秋冬東京コレクション

KEIICHIROSENSE(ケイイチロウセンス)2016-17秋冬東京コレクション

 

鞄の街、兵庫県豊岡市に拠点を構えるバッグデザイナー、由利佳一郎(ゆり・けいいちろう)氏は数々の受賞歴を持つ、バッグ業界のクリエイターです。古典的な紳士用鞄「ダレスバッグ」のムードを受け継ぎながら、薄手でスタイリッシュにトランスフォームさせた「ニューダレスバッグ」で有名です。今回の2016-17年秋冬・東京コレクションでは、「KEIICHIROSENSE(ケイイチロウセンス)」のブランドで、バッグ業界としては初めてランウェイショーを披露しました。

「バッグからイメージするトータルスタイリング」を掲げています。一般的には服を主役に、バッグや靴を「合わせる」というのがスタイリングのセオリーですが、今回のコレクションはバッグを出発点に据えた「逆転の発想」です。

デビューコレクションとは思えないほど、大胆でアバンギャルドな構成。バッグと服を形の上でも融け合わせています。ベストやパンツが収納スペースを宿して、SFライクなウエアラブルアイテムに変身。「アート×テクノロジー×ファッション」の融合」をコンセプトに掲げているブランドにふさわしいルックを並べました。

バッグを3個持ったり、ボディーの正面に抱えたりと、オーソドックスなバッグやリュックの発想を超える携え方を提案しています。機能性を重んじる「ユーティリティー」がトレンドテーマに浮上する中、バッグを着想源にする切り口は時代のニーズとマッチして見えます。服のデザインはコスチュームっぽいデコラティブ風味で、ケミカルな色味やパンキッシュなディテールなどが強めの主張を帯びています。ゲームやアニメに通じる近未来ムードもあり、次回のコレクションも見てみたい気にさせられました。

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【2016-17秋冬・東京コレクション総括】6大キーワードから次のトレンドを読み解く
http://www.fashionsnap.com/inside/201617aw-tokyo-key/index2.php

 

“Mercedes Benz fashion week Tokyo 2016-17 A/W” KEIICHIROSENSE

 

 

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