女っぽさと強さ マリー・ローランサンに着想得た秋冬スタイル 「NINA RICCI(ニナ リッチ)」2017-18年秋冬コレクション

女っぽさと強さ マリー・ローランサンに着想得た秋冬スタイル 「NINA RICCI(ニナ リッチ)」2017-18年秋冬コレクション

女っぽさと強さ マリー・ローランサンに着想得た秋冬スタイル 「NINA RICCI(ニナ リッチ)」2017-18年秋冬コレクション

女っぽさと強さ マリー・ローランサンに着想得た秋冬スタイル 「NINA RICCI(ニナ リッチ)」2017-18年秋冬コレクション

女っぽさと強さ マリー・ローランサンに着想得た秋冬スタイル 「NINA RICCI(ニナ リッチ)」2017-18年秋冬コレクション

女っぽさと強さ マリー・ローランサンに着想得た秋冬スタイル 「NINA RICCI(ニナ リッチ)」2017-18年秋冬コレクション

日本経済新聞社「NIKKEI STYLE」

淡い色彩の女性ポートレート画で知られる女性画家、マリー・ローランサン(1883~1956年)。パステルカラーでやさしげに彩られた彼女の画風は近年、ファッションデザインにもインスピレーションを与えています。ココ・シャネルの肖像画を描いたことでも有名なローランサンの絵は、たおやかさと強さを兼ね備えた「スーパーフェミニン」が大事なテーマとなってきた現代の装いにヒントをくれます。

ローランサンの作品を集めた、世界で唯一という「マリー・ローランサン美術館」が2017年7月、ホテルニューオータニ ガーデンコート6階(東京・紀尾井町)に再オープンし、開館記念回顧展「マリー・ローランサンが東京にお引っ越し」を開催中です。長野県茅野市蓼科高原で11年にいったん閉館した同館が引っ越ししたかたちです。

パリの老舗ブランド「NINA RICCI(ニナ リッチ)」の創業デザイナーであるニナ・リッチ(1883~1970年)はローランサンとほぼ同時代を生きた女性で、フレンチシックと気品を感じさせる独自のテイストを確立。男性中心だった美術界にフェミニンを持ち込んだローランサンと活躍ぶりが重なります。

NINA RICCIの2017-18年秋冬コレクションはローランサンを思わせる淡いカラーパレットを提案しました。ただし、パステルカラーを用いながらも、ところどころにりりしさやアクティブ感を宿しています。

日本経済新聞社「NIKKEI STYLE」~「宮田理江のおしゃれレッスン」に寄稿しました。

女っぽさと強さ ローランサンに着想得た秋冬スタイル

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO20540470Q7A830C1000000?channel=DF090220166682

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