JFWインターナショナル・ファッション・フェア（JFW-IFF）

繊研新聞社が主催する業界人向けの日本最大のファッション見本市が「JFW-IFF」＠東京ビッグサイト。そこにインポートブランドを集めた展示会も加わり、海外からの80社を含む、計739社が集結しました。

今回は、「アジアンデザイナー」のファッションショーが開催されました。アジア９都市を代表するデザイナー９人（韓国、台湾、シンガポール、インドネシア、インド、フィリピン、タイ、ベトナム、マレーシア）がそれぞれの国の民族衣装を取り入れた、独創的なリアルクローズやゴージャスな衣装を発表しました。

ブースの印象は、全体的にカジュアルでリラックスしたゆるい感じの服が多かったように見受けられました。肌にも心にも優しい着心地のよさそうなもの、軽いレイヤードなどは時代が求めている雰囲気。エスニック風プリントもチラホラ見られ、トライバルやプリミティブといった世界的トレンドが日本でも火がつくか！？というところ。全体的にナチュラルカラーやヌードカラー色が多かった中、一方で、80年代を感じさせるケミカルピンクや情熱的な赤などヴィヴィッド色を取り入れたファッションにも注目です。
bread n butter
http://www.breadnbutter.jp/

カラフルと言えば、スニーカー。新デザインがたくさん登場していて、レディースでもカラフルスニーカーの人気がこの春夏は本格的になりそうです。女性もバレエシューズ感覚でぜひ[E:shoe]☆

デンマークから参加した「shoe the bear」というシューズブランド。ベロアやキルティングなどの素材を使ったり、アーティストとコラボなど遊び心あるクールなデザイン。デザイナーのお二人（Thomas FrederiksenさんとJakob Fuglsangさん）もオシャレ＆カッコかわいい人です☆
shoe the bear
http://www.shoethebear.com/

石川県からは、「繊維リソースいしかわ」が出展、金沢ブランドをアピール。私も以前、金沢のテキスタイル会社でPRを務めていたことがあるのでわかるのですが、世界のトップブランドが使っている素材も多いのです☆当時お世話になった方々がブースにいらっしゃったのでご挨拶させて頂きました。金沢ファッションウィークは今年10月中旬頃に開催されるそうです。