世界18の国と地域で展開する、ユニクロとイネス・ド・ラ・フレサンジュ氏とのスペシャルコラボレーション第7弾「2017 Spring/Summer イネス・ド・ラ・フレサンジュ コレクション」がいよいよ1月27日(金)から順次発売となります。発売に先駆けて、ユニクロのプレスルームでファッションショーが開催されました。
前回のカリーヌとのコラボと同様に、サロンのような形式でお披露目されました。今シーズンのテーマは、古くから交易の拠点として栄えた南フランスの港町「マルセイユ」。人々が活発に行き交い、多彩な文化が交差する、波止場や旧市街など港町の情景からインスパイアされています。会場内に敷き詰められた、クロスカルチャー気分を帯びたカーペットからもそのようなムードを感じ取ることができます。
ファーストルックを飾ったのは、イネスを象徴するネイビーのブレザーのセットアップ。ジャケットの内側からのぞいたマルチカラーの襟付きポロニットが若々しいアクセントになっています。ポロニットは様々なシーンで活用できそう。さらに、スポーティなブルゾンや軽快なスウエットパンツを効かせたアクティブなスタイルも登場。ドット柄のドレスを取り入れたコーディネートは波止場のバーにいる女性をイメージしているそうです。イネスの得意とするシャツもロング丈やスタンドカラーを提案。襟元にフリルが付いたタイプもあり、バリエーションが広がっています。リネンのストールをベルトやパレオ風に腰に巻いたアレンジはバカンスにぴったり。南仏の花々をイメージした、リネンコットンのフラワープリントのドレスのように、心地よい陽射しと海風に似合う、ノスタルジックなムードをまとった装いが登場しました。
イネス・ド・ラ・フレサンジュ氏は「既に多くのコレクションを共に作り上げきた関係である、ユニクロ・滝沢直己氏との作業はゲームのようです。シーズンのたびに質の高い特別なコットンやリネンのファブリックを探し出してくれて、常に毎回驚かされ続けています。ファブリックは『ディテール』とは言えませんが、大変重要です。最後に一言。エレガンスとラグジュアリーとは、つまりディテールの積み重ねです」とコメントしています。「服によっては、素材が持つ自然なしわもひとつのディテールとして活かすのが今っぽく着こなすポイントです。例えば淡いブルーのリネンシャツは、アイロンをかけずに着ると、何となくヴィンテージっぽく見えて、素敵です。洗練されたアイテムの柄物やカジュアルなアイテムとの組み合わせも良い。スポーティなブルゾンとスタイリッシュなパンツ、ブレザーとスニーカーなど。ジーンズは少し短めが今シーズンの気分。女性らしく、どことなくオシャレに見え、ハッピーな70年代の雰囲気がほんの少し感じられるから」というアドバイスもくれました。
今シーズンのインスピレーションについて「ユニクロ」のデザインディレクターである滝沢直己氏は「イネスとユニクロとのコラボレーションも7シーズン目を迎えます。今回もいつものようにパリのオフィスでイネスとイメージボードを作る作業をしていると、突然イネスが思いついたように『私はフランスの中でもここが好き』と、1枚の美しい港の写真を私に見せてくれました。その街こそが今回のテーマとなった『マルセイユ』の風景でした。フランスで最も大きな港町であり、様々な国の人々と文化が行き交う街。そして『太陽がいっぱい』『ボルサリーノ』等、多くの歴史に残る名作映画が生まれた街『マルセイユ』。2017春夏コレクションの始まりの瞬間でした。イネスのシグネチャーであるインディゴ色をたくさん揃え、マルセイユの潮風を感じる素敵なコレクションが出来上がりました」と感想を述べました。
春のおしゃれが待ち遠しくなくような「ユニクロ x イネス・ド・ラ・フレサンジュ」2017春夏コレクションのスペシャルサイトはこちら。
www.uniqlo.com/inesparis
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