「BALLY(バリー)」が2017-18年秋冬シーズン向けのウィメンズとメンズのコレクションを発表しました。今回のコレクションがイメージしたのは、1970年代のニューヨークで紳士クラブに漂っていたムードです。
ギャンブルの熱気、シガーの煙、ウイスキーの香り。 デヴィッド・ボウイとミック・ジャガーの時代。そんな大人っぽい気分です。華やかなイブニングドレスとモダンなスポーツウェアがコントラストを見せています。
ウィメンズのシューズはフラットなバブーシュスタイルの「Janelle」シリーズから、新色が増えるのに加え、3センチと5センチヒールのモデル、スポーティーなスリッポンも登場。アーカイブからインスパイアされたスクエアバックルが美しくきらめきます。「Ascona」スニーカーの新作は水玉模様とレオパードプリントが用意されています。
メンズはハイキングブーツがモダンに生まれ変わります。バリーストライプ、アンクルストラップ、シックになったラバーインジェクションソールなどの細部にこだわりました。「Heimberg」や「Ultra」スニーカーは新色・新素材で、ドレスシューズはオン&委オフ兼用として初登場します。
ウィメンズのバッグはアイコンバッグの「Sommet」にチェック柄がお目見え。バッジやアニマルプリント、スワロフスキーのクリスタルが「B-Turn」バッグを彩ります。Janelleバックルシリーズからはダブルジップと取り外しが可能なショルダーストップが付いたハンドバッグとトートバッグが登場。「Suzy」も豊富なバリエーションがそろいます。メンズのバッグは「バリー」の原点を思い起こさせるアーカイブからインスパイアされたパッチ「Ballymania」が施されたバックパックに注目です。
レディ・トゥ・ウエアはダブルのコート1970年代風のイブニングブレザー、Aラインのスカートとコート、ブーツカットのパンツ、スーツ、ベレー帽、蝶ネクタイ、ボウタイリボンのブラウス、チェック柄スーツが提案されました。キーカラーはアイビーとパープル。そのほかにもダークレッド、メルロー、レモン。柄ではレオパード、カウ、ジラフなどのアニマルモチーフが目を惹きます。タータンチェックは、ウェアからシューズ、アクセサリーまで幅広く取り入れられています。
華やかさとリッチ感が程よく薫るグッドバランス。アウターで隠れてしまわない靴やバッグは秋冬のキーアイテムだから、老舗「バリー」の提案に耳を傾けたくなります。
BALLY
http://www.bally.jp/
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