ニューヨークブランドの「Proenza Schouler(プロエンザ スクーラー)」から新ライン「PSWL」がデビューします。「PSWL」は「Proenza Schouler’s white label」という言葉を略して名付けられました。
商品のタグもレディトゥウェアが黒のサテンにブルーのジャカードのロゴを使用しているのに対し、白のコットンにブラックでロゴをプリントしたものを使用しています。PSWLはProenza Schoulerの2018年のスプリングコレクションのスペシャルプロジェクトとしてまずローンチをします。
1シーズン目は限定された店舗だけでの取り扱いとなり、17年11月と18年1月の2回に分けて納品されます。18年秋冬からは店舗数も拡大する予定。毎月新作が立ち上がる予定です。価格帯はT-シャツとスウェットで2万7000円から、デニムとトラウザーで3万7000円から、アウターで7万3000円から(すべて税抜き)です。
デビューシーズンは17年11月6日にNYの直営店2店舗とproenzaschouler.comに加え、Nordstrom、The Webster、Lane Crawford、Boon the shop、Le Bon Marche、24 Sevres、Browns、TSUM、Beymen、Boutique 1、Farfetchなどの限定された店舗で取り扱われます。国内では伊勢丹の直営店とオープニングセレモニーの2店舗だけでの取り扱いとなります。
Proenza Schoulerのレディ・トゥ・ウェアの拡張版である「PSWL」は、ブランドが長年かけて作り続けた過去のアーカイブからデニム、スウェットシャツ、カジュアルなアウターウェアを深く掘り下げた新たなカテゴリーとして生まれました。パウェル・ペラルタのビデオやギイ・ドウ・クォンテのグラフィックワーク、ハーモニー・コリンズのキッズやブランドの友人であるコンテンポラリーアーティストのダン・コレンなどの、過去のコレクションでコラボレートしてきたアーティストの作品を参照したワードローブの定番で構成されています。
ブランド初の新コレクションの発表に関してデザイナーのジャック・マッコロー氏とラザロ・ヘルナンデス氏はこうコメントしています。「私たちは長年、周りの友人やブランドの目の肥えたお客様に響く、ハイエンドなものと日常のワードローブをミックスしたバランスのよいコレクションを作ることを目標としていました。私たちも個人的にはカジュアルなライフスタイルを送っていますし、多くの女性も最近はカジュアルな格好をしています。今まで手がけてきた洗練されたファッションにフォーカスをあてたコレクションは継続しながらも、新しくよりリラックスしたカジュアルウェアを提案できることをうれしく思っています。『PSWL』を発表することによって、ブランドにとってもオーセンティックな形でより多くの人に共感してもらえるものを提供できると思いますし、Proenza Schoulerをより身近に感じてもらえると思います」。
「PSWL」が提案する、リラックスしたカジュアルウェアは今の時代の空気を映しています。それでいて、Proenza Schoulerらしい洗練が感じられるから、気負わずデイリーにおしゃれを楽しみたいと願う女性から、新たなスタイルとして支持を集めそうです。
「PSWL」国内取り扱い店舗
◆伊勢丹新宿店
東京都新宿区新宿3-14-1
◆Opening Ceremony 表参道
東京都渋谷区神宮前6 丁目7-1
Proenza Schouler
proenzaschouler.com