「Mame Kurogouchi(マメ クロゴウチ)」は2021年6月から発売する予定の2021年プレフォールコレクションのキャンペーンを発表しました。同コレクションはMame Kurogouchi Hanegi、Mame Kurogouchi Online Store、全国の百貨店、セレクトショップで6月から取り扱いが始まる予定です。
京都の町屋建築で採用されている様々な窓格子のグラフィカルな組み合わせやその意味、木目とのバランスが作り出す人工と自然のコンポジションからインスパイアされたコレクションです。
コレクションを象徴するアクティブなムードのミリタリー / ワークテイストのアイテムは、Mame Kurogouchiらしい曲線的なパターンをまとうことでデイリー仕様に。日常の移動も瞬く間にエレガントかつダイナミックな旅へと生まれ変わらせます。
夕暮れの京都の町に浮かび上がる格子窓越しのほのかな灯は、フーデッドコートやプルオーバー、スカートなどに採用。ベジタブルレザーによるコントラストある切り替えやパイピングとなって表現され、格子窓のように縦のラインを強調します。
ブランドらしいオリジナルのペイズリー柄はファブリックとニットで登場。ドレスやカットソー、リラックスパンツなどのスタイルで展開されるファブリックシリーズは地模様にも柄を織り込むことで、着用時には肌色と呼応し、さらなる立体感を演出します。
2021年プレスプリングより本格的に登場したジャージー素材のドレスやカットソーのニュースタイルに加え、オリジナルのオーガニックリブコットンシリーズもお目見え。セパレートにより 4wayで着用ができるドレスやカットソーはラウンジウェアとオケージョンウェアの境を自由に往来します。
伝統町屋を構成する一つ一つの木目がコレクションのカラーパレットです。町屋のリズミカルな糸屋格子はその格子の意匠により招き入れる明かりを調整しているという事実が、本コレクションに用意された様々なシェードのアースカラーとリンクします。
伝統的なムードをファッションに生かすのは、世界的なトレンドになっています。各地の服飾文化や職人技に通じたデザイナーらしい提案は、初夏からの装いに品格や大人感もまとわせてくれそうです。