三越伊勢丹は「Rakuten Fashion Week TOKYO(楽天ファッション・ウィーク東京) 2022 S/S」に日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)との共催という形でブースを初出展し、ユーズドデニムをアップサイクルする「デニムプロジェクト」の取り組みを紹介する展示を行います。
三越伊勢丹は2021年4月から「デニムプロジェクト」をスタート。約3万本近くにのぼる20トンの「リーバイス® 501®」を所有する、アパレル下請け工場のヤマサワプレス(東京都足立区)と協業し、業界や企業の垣根を越え賛同先を募ってきました。
今回のプロジェクトに賛同し、想いを共にした百貨店、セレクトショップ、アパレル企業、デザイナー、クリエイターなどと一緒に未来のファッションを紡ぐ取り組みを進めていきます。対象となるのは、着用されたデニムパンツ・デニム生地の「ユーズドストック」です。
ヤマサワプレスが長年培ってきた技術をもとにした手作業により、1本1本を丁寧に洗濯。デザイナーやクリエーターなど様々な人たちとのコラボレーションを通じて、もう一度蘇らせていくプロジェクトです。Rakuten Fashion Week TOKYO 2022 S/Sでは活動内容を伝えるパネル展示のほか、ユーズドデニムを使ったアートワークやインスタレーションも発表します。開催場所は渋谷ヒカリエの8階「CUBE」(展示会場)、9階エスカレーター脇特設会場です(期間は8月30日~9月4日)。
2022年春には小売り・百貨店の垣根を越え、伊勢丹新宿店をはじめ、同業他社の百貨店やセレクトショップなどで洋品や雑貨を中心に今回のデニムをアップサイクルした商品の販売を開始する予定です。既に30ブランド以上の参加が決まっているそうです。
勢いづくアップサイクルの流れを物語るかのような取り組みです。ユーズドストックの生まれ変わった姿を見るのが楽しみになってきます。
三越伊勢丹が考えるサステナビリティ「think good」
www.mistore.jp/m/sustainablelife
Rakuten Fashion Week TOKYO
https://rakutenfashionweektokyo.com/jp/
渋谷ヒカリエ
https://www.hikarie.jp/