「JIL SANDER(ジル サンダー)」は2021年12月16日、2022年ウィメンズプレフォールコレクションを発表しました。
色彩豊かなカラーパレット、斜めのストライプ、レザーやシアリング(素材は他産業の副産物のみを使用)、フラワープリント、ベルベットのデヴォレ。テクスチャー、ボリューム、色合い、変化し続ける暖色の濃度。煌びやかなジャージーベルベットのパジャマ、ヒョウ柄のコート、パンプキン色のダウンジャケットなど、通常はクラシカルなエレガンスを連想させない素材やプリントも、シルエットの形成や生地のクオリティ、作りによって格上げされます。
ジャケットとコートには、カシミア、ジャパニーズドライウール、ふっくらとしたイタリア製ダブルフェイスウール、コットンシルク、ビスコース、布と表現できるほど緻密に編み込まれたニットが用いられました。紳士服とワークウェアに言及。テーラリングの最も洗練された解釈で仕立てられます。
ドレス、スカート、ニット、シャツは精巧な刺繍やジャカード、織り方によって、豪華で個性的なピースに仕上げられます。フレンチノット、日本製の糸をシェニールリボンで手縫いしたもの、ダブルフェイスのリバーシブルニット、シークインで装飾されたクロシェットニットも登場します。
シルエットは大胆でありながら、同時にリラックス感があります。パンツは、ロング丈でゆったりとして足首で詰まったデザイン、もしくはクロップド丈で裾がフレアに広がっています。
シューズは形、構造、素材(レザー、光沢と質感、シアリング、クロコ型押し)において多種多様に表現。色もホワイト、クリーム、チョコレート、ペールブルー、ブラックなど様々。ブーツ、ショートブーツ、サンダルは、すべてポインテッドか、特徴的なスクエアトゥで、ヒールは彫刻のようにカーブしているか、フレア状につくられています。ブーツは膝下と足首にシャーリングが施されており、衣服のディテールが反映されています。
ルーシー&ルーク・メイヤー流の折衷主義はさらに進化。内面からの輝きを引き出しています。