「MARC JACOBS（マーク ジェイコブス）」はニューヨークで2022-23年秋冬コレクションのランウェイショーを開催しました。ショーのテーマは「チョイス（CHOICES）」。会場はニューヨーク公共図書館です。
「真実を消え失せさせないために芸術が存在する」という、哲学者ニーチェの言葉とともに、マーク・ジェイコブス氏の「生きる上で創造性は必然」という思いをコレクションに写し込みました。
斬新な素材使いや誇張されたボリュームシルエットなど、マークがこれまでも得意としてきたマテリアルとシルエット遊びを存分に表現したコレクションとなりました。モデルはメンズ、ウィメンズを含む42人を起用。マークのショーではおなじみのジジ・ハディッド、ベラ・ハディッド、ケンダル・ジェンナーが登場しました。
キャンバス、デニム、フォイル、ガラス、レザー、ペイント、ペーパー、プラスター（漆喰）、プラスティック、ラバー、バイナル（ビニール）など、インダストリアルなマテリアルを多様。それらの素材をエレガントに仕上げるテクニックが光ります。
ボリューミーなボトムスに極小トップス、オーバーサイズのセットアップにコルセットを合わせるなど、誇張されたボリュームとコンパクトなシルエットをミックスさせた、マークならではのめりはりの利いたスタイリングで仕上げました。
カラーパレットは、エレガンスの中に甘さのあるパステルカラー、シャープな印象のブラック＆ホワイト、鮮やかなブルーやピンクとパワフルな色使いが印象的です。
今回のショーでは初の取り組みとして、ニューヨーク市のタイムズ・スクエアを囲むタワーやビジョンをジャックし、ライブストリーミングが行われました。大がかりなショーで健在ぶりを印象づけたコレクションでした。
（問い合わせ先）
マーク ジェイコブス カスタマーセンター
TEL：03-4335-1711
