「東急プラザ銀座」がオープン | fashion bible 宮田理江

東京・銀座で3月31日にオープンを果たした「東急プラザ銀座」。オープン前の内覧会やパーティにお邪魔したときの写真です。日本の伝統工芸である「江戸切子」をモチーフに取り入れた外観デザインが、日本的でありながらモダンにアレンジされていて目をひきます。全13フロアにはファッション、雑貨、レストランに加え、都内最大の市中空港型免税店も揃うという多彩なフロア構成。東急ハンズの新型店や東急百貨店の新業態「HINKA RINKA（ヒンカリンカ）」なども入っています。

ひときわ目を引くシップが「CONCENTO PARIS H.P.FRANCE（コンセントパリアッシュ・ペー・フランス）」。湯沢由貴子氏が手がけています。グルジア(ジョージア)発「Sofio Gongli」のポップアップがお目見え。アートギャラリーのような空間です。

「Creative Japan～世界は、ここから、おもしろくなる。～」が館のコンセプト。国内だけでなく、海外からの来客も意識しています。世界のファッション業界でも日本からインスパイアされたコレクションがたくさん登場しているので、このオープンが日本のよさを発信する新たな場になってほしいと思いました。

「東急プラザ銀座」サイトには、「CREATIVE JAPAN CROSS TALK」として、リトゥンアフターワーズの山縣良和さんとWWD JAPAN編集長の向千鶴さんがジャパンファッションを語り合った対談をはじめ、舘鼻則孝さんのアート・工芸、中村貞裕さんの食文化などに関する興味深いトークも公開されています。