「byU(バイユー)」が東京コレクションで2016-17年秋冬シーズンの新作を発表しました。東京・渋谷の「ホテルエマノン」を会場に、様々なシチュエーションでのインスタレーション形式での披露となりました。
スイートなガーリールックで知られた「PINK HOUSE(ピンクハウス)」の流れを受け継ぐ植村浩樹デザイナーはツイード生地を用いて、ノーカラージャケットと膝上丈スカートのセットアップを組み立て、ノーブルムードと甘めテイストを交じり合わせました。ブリム(つば)がたっぷりした黒い帽子も添えて、大人っぽく整えています。花びらを連ねたデコレーションパーツを帽子にも服にも加え、ロマンティックな雰囲気を濃くしました。
人物モデルは1人だけで、残りはマネキンを使っての展示です。ホテルという場所をうまく生かして、ソファやベッド上、バスルームなど、いろいろなシチェーションを設定。カウチの上でマネキンにくつろいだポーズを取らせたり、バスタブの中に立たせたりして、一般的なフロアでのプレゼンテーションとは異なるリアル感を生んでいました。
「byU」は初の旗艦店となる「byU 代官山アトリエ店」を、東コレ期間中の2016年3月19日、東京・代官山にオープンしたばかり。本格的な発信の拠点を得て、これからの広がりが一段と楽しみになってきました。
“Mercedes Benz fashion week Tokyo 2016-17 A/W” byU
http://www.d-byu.com/collection/
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