パリのフレグランスメゾン「Diptyque(ディプティック)」が2023年、フレグランスキャンドルを発売開始してから60周年を迎えます。60周年を記念して、時代を超越したアイコンがそろう、香りのハーバリウムの中から50種類を集めた初の限定版フレグランスキャンドルセットがメゾンから登場。この特別なコレクションは、全世界で13セット限定で販売。日本はGINZA SIX店で2023年7月20日から発売されています。価格は489,500円(税込)です。
「Diptyque」の創業者で、美的感覚と自然への愛で結ばれた友人だった3人のアーティスト、Desmond Knox Leet(デスモンド・ノックス=リット)、Christiane Montadre-Gautro(クリスチャンヌ・モンタドル=ゴトロ)、Yves Coueslan(イヴ・クエロン)の革新的なエスプリにオマージュを捧げています。
パリ市内のサン・ジェルマン大通りに、世界中から集めた希少な品やさまざまな雑貨を豊富に取り揃えたブティックをオープンして2年が過ぎた頃、3人のアーティストはこれまで実用的な機能しかなかったフレグランスキャンドルを、感覚的でデコラティブなオブジェに一新させました。洗練された独創的なオブジェは、その時代に定着する一方で、時代とコントラストを描きながら、シンプルなジェスチャーで普遍的な特徴を打ち出す存在になりました。
1963年に初めて3種類のフレグランスキャンドル、Aubepine(オベピン)、Cannelle(カネル)、The(テ)が発売されました。Diptyqueの調香師のサヴォアフェール(職人技)は、調香プロセスへのこだわりや、3人の創業者たちの独創的な遺産から生み出されています。
画家がパレットを用意するように、さまざまなスパイスや葉々、花々を混ぜ合わせることによって、Desmond Knox-Leet(デスモンド・ノックス=リット)は記憶や、夢に見た香りを作り上げてきました。この画期的な方法で、最初の3つのキャンドル、Aubepine(オベピン)、Cannelle(カネル)、The(テ)の香りは表現されています。
印象派の画家たちが、さまざまな色彩のタッチで彼らの人生の情景を描いたように、原料の選択とバランスの中にこそ調香師たちの才が宿り、それぞれの香りの魅力を最大限に引き出します。
この特別なコレクションは、全世界で13セット限定で販売され、メゾンの独創性と斬新さに彩られた60年の歴史が集約されています。
メゾンの魅力と60年の歴史が凝縮された圧倒的なコレクションは、「ディプティック」の世界を知る最高の体験となりそうです。「ディプティック」のラインアップは幅広いので、自分好みの香りやムードのアイテムを見付けに、ショップへ出掛けてみませんか。