読んでとても勉強になるし、見ていても楽しい、ファッション事典がコレ。愛用させて頂いております(*^^*)。繊研新聞で18年間ロンドンとNYで取材を続けていらっしゃるファッションジャーナリストの若月美奈氏と杉本佳子氏が9年がかりで執筆&編集されたそうです。何が凄いって、この事典、日本語、アメリカ英語、イギリス英語の3カ国語で3000枚のイラスト付きで併記されているのです。既存のファッション用語辞典などにある英語が、実際の取材現場では既に使われていなかったり、イギリスとアメリカで呼び名が異なったりという経験がきっかけで作られたそうです。まさに生きた現場のファッション用語なのです!それでいて、カワイイイラスト入りでとってもわかりやすく解説されています。女性靴のヒールの種類などたくさんありますが、ヒールの形がそれぞれイラストで描かれているのでとってもわかりやすい。(フレンチヒールとピンヒール、バナナヒールとコーンヒールの違いなど)また、日本では、ブルゾンジャケットのことをジャンパーと言いますが、イギリスではニット製の厚手のトップをジャンパーと言うそうで、ジャンパー=プルオーバーを指すのが一般的だそうです。一方、アメリカではジャンパーというと、日本のジャンパースカート(イギリスではピナフォア)のことを指すそうです。項目は、洋服やスタイルをはじめ、帽子、靴、時計、バッグ、アクセサリーなどの雑貨、柄や模様、繊維、ビジネス用語までと幅広く掲載されています。イラストお見せできないのが残念ですが、こちらのサイトにちょっと掲載されています。
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http://www.parsnips-fashion.co.uk/dic/dic_01.html