カッチリした装いの代名詞であるジャケットを、あえてルーズに着崩すスタイリングが盛り上がってきました。オーソドックスな印象の強いジャケットですが、実はトレンドがあります。今シーズンは“袖丈”。手の甲、さらには拳まで包むロング丈が新顔です。ずるりと垂れたルーズな袖は、伸びやかでファニーな雰囲気を寄り添わせてくれます。
これまでジャケットのアレンジといえば袖まくりが主流でしたが、今シーズンはあえて手の甲が隠れるぐらいずるっとさせるイメージです。着こなしのコツは、ボトムスとのバランス。袖の着余り感を印象付けるスタイリングは、ジャケット姿を新鮮に映してくれます。写真のジャケットは、肩幅や身幅は普通だけれど、袖だけが長いタイプ。今回は、ファッションショー会場でキャッチしたスナップから、コーディネートのポイントを読み解いていきます。
「WWD JAPAN .com」に寄稿しました。
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“脱オフィス”のジャケットスタイル 袖は“ずる長”が今季流【2023-24年秋冬トレンド】
https://www.wwdjapan.com/articles/1693408
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Jackets, which are synonymous with a structured look, are now being worn loosely. Although this jacket has a strong impression of being orthodox, it is actually trendy.
This season is “sleeve length”. The new long length covers the back of the hand and even the fist. The loose sleeves that hang down create a relaxed and funky atmosphere.