「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の歴史をたどる展覧会「VOLEZ, VOGUEZ, VOYAGEZ – LOUIS VUITTON(空へ、海へ、彼方へ―旅するルイ・ヴィトン)」が2016年6月19日まで東京都千代田区紀尾井町の特設会場で開催されています。旅人を支えたトランクやバッグを主人公に、1854年の創業から始まる「旅とラゲッジの物語」をつづる大型回顧展です。
舞台に選ばれた紀尾井町は、1978年に日本初の店舗をオープンしたゆかりの地。先にパリのグラン・パレで開催された展覧会に、日本にまつわる内容を加えた構成になっています。
全体を見て興味深く感じられたのは、移動手段とラゲッジの関係性です。船から鉄道、飛行機へと旅の乗り物が進化していくのにつれて、旅人がラゲッジに求める機能やありようも様変わりしていき、「ルイ・ヴィトン」はその変化するニーズに応じたトランクやバッグを制作していったことが分かります。
旅の目的地も時代ごとに広がって、地域性や滞在理由に合わせたラゲッジが必要になりました。時の流れに沿った展示は、旅行用の荷物の変遷を、1本のドキュメンタリー映画のように映し出してくれます。
続きはこちらに書きましたので、ぜひ、ご覧ください。
http://www.apalog.com/riemiyata/archive/218
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