「FDMTL(ファンダメンタル)」が2025年3月24日、東京タワーメディアセンターで2025-26年秋冬コレクションを発表しました。
ブランド創設20年目を迎える節目のシーズンです。「Butterfly Effect」をテーマに選んで、ライブ演奏と共にショーが開かれました。
鳴り響く音楽に呼応するように、デニムのブルーがさまざまな濃淡で登場しました。デニムの色を切り替えながら重ね着しているように見せるアシンメトリーがルックに動感をもたらしています。
パッチワーク、刺繍、プリントを駆使したアイテムが続々。ヴィンテージライクな風合いに、革新的なデザインが融合しています。
着物スリーブ風のトップスやスカート見えするワイドパンツなどの新シルエットが目を引きます。カーキカラーのトレンチコートやCPOジャケットなど、ミリタリーやワークウエアの要素をミックス。デニムの新たな表情を引き出しながら、スタイルの幅を広げるコレクションに仕上がっています。
インディゴの奥深い世界へと分け入りました。ミリタリーやワークウエアの空気感が重なり合い、ムードに新鮮味が加わっていました。
20周年の節目に、あらためてデニムの深みに向き合った、原点確認のようなコレクション。デニムのさらなる掘り下げに挑む意欲をうかがわせました。