「Seivson(セイヴソン)」が2025年9月3日、2026年春夏コレクションを発表しました。
「AFTERLIGHT」をテーマに掲げました。最小単位である繊維まで服を解体。再び編み直すことによって、女性の骨格や痕跡を記録するという哲学的なアプローチが全体を貫いています。
緻密なハンドクラフトで編み上げられたニット。赤いニットワンピースは1本1本の糸が血管のように流れ、呼吸や鼓動を記録するかのような緊張感ある演出です。
ナローシルエットを基調としたニットは、女性の骨格を再構築するようなたたずまい。随所に見られるカットアウトは、単なる肌見せではなく「骨格構造の再現」をイメージ。さらに、布の重なりや解体の痕跡がそのまま存在の証となり、まとう人の物語を映し出しているように感じられます。
プリーツ加工が施されたアウターやオーバーサイズのシャツ、ミニスカートなども披露されました。ニットワークの繊細さと構築的なシルエットが融合し、立体的で詩的なコレクションを描き出していました。