「HARUNOBUMURATA(ハルノブムラタ)」、2026-27年秋冬コレクションを発表 建築的ミニマルと人間的やわらかさ

「HARUNOBUMURATA(ハルノブムラタ)」、2026-27年秋冬コレクションを発表

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「HARUNOBUMURATA(ハルノブムラタ)」、2026-27年秋冬コレクションを発表

 

「HARUNOBUMURATA(ハルノブムラタ)」が2026年2月20日、2026-27年秋冬コレクションを発表しました。プレゼンテーション形式での発表です。

村田晴信デザイナーによる解説からスタート。建築家・アドルフ・ルースの思想、「装飾と犯罪」を出発点に、装飾性を削ぎ落とした最小限の要素で衣服を構築。装飾過多を良しとしない姿勢のもと、情報があふれる時代だからこそ「削ぎ落とす」ことで本質を際立たせました。

ただし、それは単なるミニマルではありません。目指すのは、風景に溶け込むような静謐さです。外から見ればシャープで直線的な佇まい。しかし、内側にはソファやブランケットを思わせる温もりが宿ります。冷たさとあたたかさ、外面性と内面性。その対比を表現したそうです。

象徴的なアイテムは、建物のようなコート。ハリのあるウールギャバジンが外壁のような構築性を描き、一方で内側にはキルティングや柔らかな素材を配しています。ダブルフェイスを裂いて再構築する高度な縫製技術により、存在感がありながら驚くほど軽やかです。

柱のようにストンと落ちるシルエットも印象的です。横線を効かせることでミニマルさを強調しつつ、編み地や素材の変化で繊細なニュアンスを加えています。透け感のあるニットは重さを感じさせず、時間が生み出す自然なグラデーションを想起させます。

ドレスも重要なピースです。縦に流れるドレープや結び目によって変化する落ち感まで緻密に設計。しかし、ドレスで完結させるのではなく、ジャージーやスウェットのセットアップへと昇華。デニムと合わせることで日常スタイルへと落とし込まれます。構築性とリアリティの両立が際立つような提案です。

構築的でありながら、実際に袖を通すと、驚くほどの心地よさ。段ボールニットのワンピースは建築的な外観とは裏腹に軽やかで、身体の動きに寄り添います。建築的な鋭さと人間的なやわらかさ。「ジェンダーを超え、誰もが着られる服を追求したい」という村田デザイナーの言葉も強く印象に残りました。

いまの時代におけるエレガンスのかたちを、改めて感じさせるコレクションです。

 
HARUNOBUMURATA

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