【東コレ】「MIKIO SAKABE」「TAKUMI HATAKEYAMA 」「motonari ono」「fur fur」

第７回　「東京発　日本ファッション・ウィーク」（JFW）
～2009春夏東京コレクション～
■MIKIO SAKABE
デザイナー：坂部三樹郎

■TAKUMI HATAKEYAMA
デザイナー：畠山巧

■motonari ono
（モトナリオノ）
デザイナー：小野原誠

■fur fur
（ファーファー）
デザイナー：古橋彩

世界の主要コレクションの先陣を切って、2009春夏東京コレクションが９月１日、開幕しました。東京モードは大人の女性に向けてさらにバージョンアップした感があります。ここ数シーズン、有名セレクトショップや大手百貨店でも、東京コレクションブランドの売り上げは確実に増えています。
秋冬から引き続く「クラシック」の潮目は変わらないようです。本日のコレクションで見受けられたのは、細長い「Iライン」で造り上げるフォルムをイージーに着こなす感じ。複雑なクチュールテクニックを駆使しているのに、カッチリではなく、軽くてフェミニンという言葉がピッタリ。色目もスモーキーパステルやナチュラルカラーが多く見受けられました。
プリント物は目に見えて減りつつあります。その分、素材やディテール、パターンなどの幅は広がり、服作りのテクニックを競い合うかのよう。
着こなしは甘さ控えめ。トップスをウエストインし、ベルトでマークしたハイウエストで女性らしさを醸し出しながらも、ベストやジャケットを合わせています。
素材ではシフォンやレースは引き続き、引き合いが強そうです。中でもツイード素材は「品格」重視の空気にもなじみます。ワンピースに続く新顔と言われているスーツやセットアップもさらに選択肢が広がりそう。

■新米クリエータープロジェクト
（SHINMAI Creator’s Project）記者発表

2009年４月に開催されるコレクションに向けて、「新米クリエータープロジェクト」の選出デザイナーの記者会見がありました。最終選考会を経て、４ブランドが選出されました。

何とこの４人のうちの１人が、私がデビュー当時（４年以上前？）から応援している信太達哉さん。自らの名前を冠した「シダタツヤ」ブランドで、自由な色合わせスタイルの手仕事アイテムを作り続けています。パチパチ[E:shine]。シダさんの事はこのブログでもよく取り上げていたので、本当にうれしいです[E:confident]。これからがますます楽しみ。