デヴィッド・ボウイの50年間にわたる創作活動を振り返る大回顧展「DAVID BOWIE is」へ行ってきました。ファッション、写真、映像、スケッチ、直筆メモなど、デヴィッド・ボウイ・アーカイヴから厳選された300点以上の貴重な品々が展示されています。
衣装に関しては、山本寛斎、アレキサンダー・マックイーンなどのデザイナー各氏が手がけたステージ衣装が集められています。ファッションと音楽を融け合わせたグラムロックというジャンルを築き上げたボウイだけに、今見ても刺激を受ける革新的なコスチュームが並びます。また、映画『戦場のメリークリスマス』で共演した坂本龍一、ビートたけしがボウイ像を語る貴重なインタビューも流されていました。最後の部屋では巨大スクリーンに写し出されるコンサート映像を見ながら、観客の1人になったかのような感覚を味わえるような構成になっていて、ボウイの世界に浸り込むことができました。日本好きでいてくれたこともあらためてうれしく思いました。
昔、ボウイの来日コンサートに行ったことがある私にとって、どこにも属さないボウイのあり方は、私の今を導いてくれた気さえします。音楽の枠を超えて、ファッション、アート、文化などに影響を与え続ける偉大なボウイを体感できる展覧会です。デヴィッド・ボウイよ、永遠に★
DAVID BOWIE is デヴィッド・ボウイ大回顧展 (2017年4月9日まで)
http://davidbowieis.jp/
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