「GALLARDAGALANTE(ガリャルダガランテ)」のお茶会@根津美術館・茶室

「GALLARDAGALANTE(ガリャルダガランテ)」のお茶会@根津美術館・茶室

「GALLARDAGALANTE(ガリャルダガランテ)」のお茶会@根津美術館・茶室

「GALLARDAGALANTE(ガリャルダガランテ)」のお茶会@根津美術館・茶室

「GALLARDAGALANTE(ガリャルダガランテ)」のお茶会@根津美術館・茶室

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「GALLARDAGALANTE(ガリャルダガランテ)」のお茶会@根津美術館・茶室

 

セレクトショップの「GALLARDAGALANTE(ガリャルダガランテ)」が提案する「Serendipity=偶然の出会い」をコンセプトにインスピレーションを感じる体験が味わえる「お茶会」に参加させていただきました。場所は根津美術館の茶室「閑中庵・牛部屋(かんちゅうあん・うしべや)」です。

京都から招かれた茶人の中山福太朗さんがお茶をたててくださいました。鴨川でお茶を振る舞う「鴨茶」でも知られる、現在に接続する茶の湯のあり方をテーマに活動を続けている方だそうです。ガリャルダガランテの今季のテーマである「スポンテニアス(spontaneous)=(自由奔放、その人任せ)」をイメージしたお茶菓子と、中山さんがたててくださったお茶をディレクターの山﨑修さんが出してくださいました。場の雰囲気にぴったりのお茶とお茶菓子を味わいながら皆さんと過ごした楽しいひとときでした。

「茶室」というのは、実に興味深い「場」だとあらためて感じました。割と狭い小部屋であり、中に入ってからは、そこに流れる時間を楽しむ以外にすることがない空間です。やることがほかにないからこそ、目の前の器やお茶そのもの、そして亭主のもてなしに自然と意識を集中できます。普段は湯飲みを「道具」としてややぞんざいに扱っていますが、ここでは茶碗をじっくりと眺めるのが自然な所作に感じられます。こんな機会がなければ、体験できなかったかもしれない意識の持ちようで、これぞセレンディピティだと感じました。

アルミ製の茶杓は、壊れたビニール傘を見て中山さんが思いつき、傘のパーツからこしらえたそうです。ユーモアとエコを感じました。「茶道」を伝統的なたしなみに終わらせず、今につなげていこうとする情熱もうかがえます。

茶会と聞くと、かしこまったムードを想像する人も多いでしょうが、この日はそんな重苦しさはなく、茶人から見たファッションにまつわるお話が聞けたのに加え、中山さんと山﨑さんの出会いエピソードも飛び出して、笑いの要素もたっぷり。お茶初心者の私もリラックスして楽しめました。

このワークショップに参加すると、根津美術館の館内も見られるので、お茶会の後は「燕子花図と夏秋渓流図」展(5月14日まで)も見て、充実のひとときを過ごしました。慌ただしい普段の生活をリセットできたうえ、時間の「濃度」を上げてもらえて、心が洗われたような気持ちになれた素敵な会でした。ありがとうございました。

 

「GALLARDAGALANTE(ガリャルダガランテ)」のお茶会@根津美術館・茶室

「GALLARDAGALANTE(ガリャルダガランテ)」のお茶会@根津美術館・茶室

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GALLARDAGALANTE
http://www.gallardagalante.com/

根津美術館
http://www.nezu-muse.or.jp/

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http://www.apalog.com/riemiyata/archive/180

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