いよいよ本日から東京都現代美術館で始まった、
「Hussein Chalayan(フセイン・チャラヤン)」の日本初の個展
「Hussein Chalayan from fashion and back
(フセイン・チャラヤン ファッションにはじまり、そしてファッションへ戻る旅)」。
昨日、内覧会に行ってきました~[E:eye][E:shine]
昨年、ロンドンの「Design Museum」で開催された展覧会の巡回展になります。
1994年のデビュー以来、過去15年間の彼の表現が
集約されている必見の展覧会[E:crown]。
フセイン・チャラヤンと言えば、ファッションデザイナーとしてだけではなく、
アーティストとしても活動していることは有名。
ファッションとアートの二つの領域を行き来しているクリエーターです。
LEDやレーザーなどの最新テクノロジーを、
ファッションの領域に取り込んで、
光を放つ「LEDドレス」を発表したこともあります。
ショーの空間デザインや映像も自分で手がけているそうです。
15年間の代表的なコレクションをはじめ、
動きのあるマネキンによるスペクタクルなインスタレーションや、
映像作品、短編映像作品なども公開されています。
見どころ満載☆必見です[E:sign03]
記者会見で質問者がファストファッション・ブランドについて
尋ねたところ、チャラヤン氏は
「デザイナーにとって大きな企業であり、
重要であると感じている。ロンドンの企業ではデザイナーの
スポンサーにもなっているところもある」と述べ、
単純にファストファッションを敵視しない
スケールの大きさを感じさせました[E:confident][E:fuji]。
東京都現代美術館は私が好きなミュージアムのひとつ。
日本では珍しくファッション関連の展覧会をよく開催する希少な場所。
本展はアートとファッションの両方を
同時に感じ取ることができる刺激的な展覧会です。
フセイン・チャラヤン「ファッションにはじまり、そしてファッションへ戻る旅」
2010年4月3日(土)~6月20日(日)
東京都現代美術館 企画展示室B2F
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/113/