スケートボードをアート作品に 「NANZUKA UNDERGROUND」、Haroshi氏の新作個展を開催

©Haroshi Courtesy of NANZUKA

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©Haroshi Photo by Shigeru Tanaka Courtesy of NANZUKA

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©Haroshi Photo by Shigeru Tanaka Courtesy of the artist and NANZUKA

©Haroshi Photo by Shigeru Tanaka Courtesy of the artist and NANZUKA

 

東京・渋谷神宮前のギャラリー「NANZUKA UNDERGROUND」は2021年7月10日(土)~8月8日(日)、東京都在住のアーティスト、Haroshi氏の新作個展「I versus I」を開催します。

2017年の「GUZO」、20年の夏に2Gと3110NZで同時開催をした「FREE HYDRANT CO」「1:1」 に続く新作個展となります。Haroshiの2003年から現在に至る作品をアーカイブした、全520ページに及ぶカタログも、NANZUKAの自費出版でリリースします。

Haroshi氏は独学で習得した技法を駆使し、スケートボードデッキの廃材を使った彫刻作品、インスタレーションを制作しています。故キース・ハフナゲルのストリートブランド「HUF」とのコラボレーションや、BATBのトロフィーなどを通じて、現代のストリートカルチャーの深層を体現する数少ないアーティストの一人と評価されています。

2018年にはArt Basel Miami BeachのNOVAセクション個展を開催。19年から20年にかけてJeffrey DeitchのNYとLAを巡回した「Tokyo Pop Underground」では、5m四方の大作のインスタレーションを発表。話題を集めました。

「I verus I」展では「己との戦い」をテーマにした新作を集めました。今回展示される作品は、大きく分けて3つのシリーズから構成されます。

第1のシリーズは、使い終わったスケートデッキを刻んで平らに並べ直し、スケーター1人1人の個人史とスケートボードカルチャーの総体を絵画として構成したモザイク平面作品「Mosh Pit」。第2のシリーズは、スケートボードとそのカルチャーを愛するものへの守り神としての彫像作品「GUZO」シリーズ。そして、第3のシリーズは、古いプラスティックビニール製のアクションフィギアを修復改造し、新たな命を吹き込んで生まれ変わらせたモノへの愛情を象徴するソフビ作品のシリーズです。

渋谷・原宿エリアの新たなアート発信地として、早くも注目を集める「NANZUKA UNDERGROUND」。世界が認めるHaroshi氏の作品世界に触れる、またとない機会になりそうです。

NANZUKA UNDERGROUND Haroshi「I versus I」
https://nanzuka.com/ja/exhibitions/haroshi-i-versus-i/press-release

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