「JW Anderson(JWアンダーソン)」とThe Hepworth Wakefield(ザ・ヘップワース・ウェイクフィールド)は、画家のAndrew Cranston氏による‘A snake came to my coffee table on a hot, hot day to drink there’がJWアンダーソン・コレクションズ基金を通じてギャラリーのコレクションに加わったことを発表しました。
JW Andersonのクリエイティブ・ディレクターであるジョナサン・アンダーソン氏が考案したこのプロジェクトは、イギリス全土の美術館によるアート作品取得をサポートする目的でスタートしました。
JW Andersonでは、イギリス国内のコレクションでまだあまり紹介されていないアーティストたちの作品を取得する組織や団体に、毎年5万ポンドの基金を提供しています。
ザ・ヘップワース・ウェイクフィールドがこの基金を受け取る初の機関として発表されたのは2023年2月のことでした。この絵画は、ザ・ヘップワース・ウェイクフィールドコレクションのために基金を通じて取得された2作目の作品となりました。
画家であるCranston氏本人が述べたように、この絵画では「なじみのあるものの中に異質なものが侵入する、ドメスティックにおけるありそうもない存在や脅威」というテーマを掲げています。
ファッションとアートの間がさらに近づく中、アートをサポートする取り組みも広がりを見せています。アートへの理解と愛情が深いアンダーソン氏らしい試みはデザイナーのありようという意味でもあらためて高く評価されそうです。