シャネル《ネックレス “花” モチーフ》 制作:メゾン・グリポワ 制作年:1938年 制作国:フランス 素材:パート・ド・ヴェール・エナメル ガラス、メタル
クリスチャン・ディオール《ネックレス、イヤリング》 デザイン:ロジェ・ジャン=ピエール 制作:ミッチェル・メイヤー 制作年:1954年頃 制作国:イギリス 素材:ラインストーン、模造パール、メタル
スキャパレッリ《ネックレス “葉”》 デザイン/制作:ジャン・クレモン 制作年:1937年頃 制作国:フランス 素材:クリアエナメル彩メタル、メタルメッシュ
スキャパレッリ《ブローチ》 デザイン:サルバドール・ダリ 制作年:1951年頃 制作国:アメリカ 素材:メタル、カボションガラス、ラインストーン
ポール・ポワレ《夜会用マスク、ブレスレット “深海”》 デザイン:ポール・ポワレ 制作:マドレーヌ・パニゾン 制作年:1919年 制作国:フランス 素材:メタリックチュールにガラスビーズとクリスタルガラスで刺繍
「シャネル」や「ディオール」などのコスチュームジュエリー約450点を集めた展覧会「コスチュームジュエリー 美の変革者たち シャネル、ディオール、スキャパレッリ 小瀧千佐子コレクションより」が愛知県美術館で2024年4月26日(金)~6月30日(日)に開催されます。
コスチュームジュエリーとは、宝石や貴金属を用いず、ガラスや貝、樹脂など多種多様な素材で制作されるファッションジュエリー。ガブリエル・シャネルが広めたことでも有名です。
素材の制約から解放され、デザインの自由度が高いコスチュームジュエリーは貴金属系のジュエリーとは異なる独自の進化を遂げてきました。ダイナミックなデザインが可能なことも手伝って、装飾性の高い品が数多く生み出されてきたのもコスチュームジュエリーの特徴と言えるでしょう。
今回の展覧会は20世紀初めから戦後に至るコスチュームジュエリーの歴史的展開を紹介する、日本初の展覧会です。小瀧千佐子氏による世界的に希少なコレクションからジュエリー約450点をセレクト。当時のドレスやファッション雑誌などの関連作品を通して、総合的にコスチュームジュエリーの魅力を感じ取ることができそうです。
コスチュームジュエリーは見た目のインパクトや大ぶりのボリュームが装いのスパイスにぴったり。展覧会で逸品の歴史に触れれば、使いこなしのアイデアももらえそうです。
・展覧会公式サイト https://www.ctv.co.jp/costumejewelry-aichi/
コッポラ・エ・トッポ《チョーカー “花火”》 デザイン:リダ・コッポラ 制作:コッポラ・エ・トッポ 制作年:1968年 制作国:イタリア 素材:クリスタルガラス、ガラスビーズ、ワイヤー、メタル
リーン・ヴォートラン《ブローチ “花の精”》 デザイン/制作:リーン・ヴォートラン 制作年:1945年頃 制作国:フランス 素材:エナメル彩、金色ブロンズ
シス《ネックレス》 デザイン:ダミアン・シュラー 制作:メゾン・シス 制作年:1960年頃 制作国:フランス 素材:カボションガラス、クリスタルガラス、黒染加工メタルネット
ロジェ・ジャン=ピエール《ネックレス》 デザイン/制作:ロジェ・ジャン=ピエール 制作年:1960年頃 制作国:フランス 素材:メタリッククリスタルガラス、模造トルコ石、メタル
メゾン・グリポワ《ブローチ》 制作:メゾン・グリポワ 制作年:1960年代 制作国:フランス 素材:パート・ド・ヴェール・エナメル ガラス、メタル
ミリアム・ハスケル《ネックレス、クリップ“フラワー”モチーフ デザイン:フランク・ヘス 制作:ミリアム・ハスケル工房 制作年:1938年 制作国:アメリカ 素材:ヴェネチアンビーズ、ガラスペースト、プラスチック、シルクコード、メタル
トリファリ《ペアクリップ “テノールフィッシュとマーメイド”》 デザイン:ジョセフ・ワィッツ 制作:トリファリ、クラスマン&フィシェル社 制作年:1940年 制作国:アメリカ 素材:エナメル彩メタル、ラインストーン、ガラスペースト
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