昨年からファストファッション系ブランドの話題が続いています。私も多くの取材をしましたし、取材される側だったりもしました。
とはいえ、安ければ何でも売れるというわけではありません。支持されているのは、一定のレンジの低価格である上に、際立った価値を持つ商品やブランドだけ。ただの「価格破壊」はもう響かないのです。
要は、消費者の目がさらに肥えてきて、「納得の基準」が高くなってきたという事。
だから、ファストファッションとは路線は違っても、職人気質の丁寧なものづくりといった世界観を打ち出しているブランドは、これからももちろん価値を失うことはないでしょうし、私も大好きです[E:crown]。
価格が高くても、それに見合う「納得感」が伴えば構わないのです。つまり、中途半端なブランドや商品が淘汰されていくわけです。
ファストファッションは今年も台風の目になりそう。そんな中、あのミッシェル・オバマさんが着用して話題を呼んだ、NYモード界を牽引するブランド「Thakoon（タクーン）」が、米国のディスカウントストア「Target（ターゲット）」と組んだコラボアイテムが発売されました[E:shine][E:sign03]
「ターゲット」と言えば、赤い◎（二重丸）がトレードマークのディスカウントストア。この業態では米国第２位の規模を誇ります。でも、もともとは百貨店からスタートしているだけあって、日本で言う安売り店という業態とは違います。以前からファッションに力を入れていて、様々な有名デザイナーと毎月のようにコラボしています。
「Go! International」と銘打ったこのコラボシリーズでは、2008年の１年間だけでも、SATCでも話題になったSigerson Morrison（シガーソン・モリソン）や、Richard Chai（リチャード・チャイ）、Jonathan Saunders（ジョナサン・サンダース）、バッグのAnya Hindmarch（アニヤ・ハインドマーチ）、Hayden Harnett（ハイデン・ハーネット）、Botkier（ボトキエ)、GRYSON（グライソン）などなど、たくさんの人気ブランドコラボに参加しました！そして、2009年の第１弾が「タクーン」だったのです。
このようなコラボはＨ＆Ｍがお得意ですが、実は「シャネル」のカール・ラガーフェルド氏とＨ＆Ｍが組んだ最初のコラボは2004年。ターゲットはその１年早い2003年に有名デザイナーのアイザック・ミズラヒ氏とコラボを成功させていて、Ｈ＆Ｍより仕掛けは先だったのです。
こういった華やかな仕掛けやビジネスは、やっぱりアメリカは上手ですね～[E:shine]。ファッションウィークの盛り上げ方もうまいし[E:notes]。
ターゲットの担当者は「同じ物が出回りにくいように、種類を多くし、１品種ごとの生産数を抑えた。少しでも迷ったら、買い逃しは確実」と、完売に自信を見せています。
タクーン×ターゲットのコラボ商品はこちらに掲載されています☆とてもステキ～☆欲しいなー[E:heart02]。しかし、もう完売が続々のようです。。。
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Thakoon × Target、コラボコレクションが発売
http://www.fashionsnap.com/news/2008/12/target-go-international-thakoon.html
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「Thakoon（タクーン）」の情報満載はこちら！
http://allabout.co.jp/fashion/nyfashion/subject/msubsub_THAKOON.htm
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