パリジャン・シックの代名詞であり、世界でもファッションアイコンとして知られているINES DE LA FRESSANGE(イネス・ド・ラ・フレサンジュ)氏とユニクロとのコラボレートコレクションは2017-18年秋冬シーズンで8シーズン目を迎えました。今シーズンから新たに発売されたメンズラインのデビューを記念して2017年9月5日、トークイベントがユニクロ銀座店で開催されました。
今回のトークイベントには、フランス・パリからイネス氏本人が参加。ユニクロのスペシャルプロジェクトデザインディレクターを務める滝沢直己氏に加え、モデル・俳優の栗原類さんもスペシャルゲストとして登場しました。イネス氏と滝沢氏は数年にわたって温めてきたメンズラインデビューの背景を紹介。さらに、この秋冬のテーマである「Hygge(ヒュッゲ)」のメッセージを解説したうえで、大切な人とシェアできる服、幸せな一瞬一瞬を大切にしてほしいという願いを込めてデザインしたコレクションへの想いが語られました。
スペシャルゲストの栗原さんは、イネスの新作メンズラインに身を包みながら、コレクションの魅力を語りました。自身が「最も居心地がいい」と話す愛猫4匹との暮らしぶりを紹介。トーク会場は和やかで幸せなムードに包まれました。
今回のコレクションに関してイネス氏はこうコメントしています。「イネスコレクションは最初から、メンズアイテムからインスパイアされています。私自身もティーンの頃から父の服を持ち出して着るなどメンズの服を好んで着てきました。いつかメンズを手がけたいと思っていたので、人生で初めてのメンズラインを立ち上げることができてうれしく思います。大切な人たちと共に過ごす心温まる時間に寄り添う服で身近な幸福を感じてもらえたら」――。
滝沢氏はこのようにコメントしました。「イネスの服はもともと、着て心地良くなるよう、小さなディテールまでにも工夫し、愛情を込めて作っています。皆さんにぜひそれを感じて袖を通していただけたら嬉しいです」。栗原氏は「ひとつひとつの服が合わせやすく、自分の喜怒哀楽を表現することができます。家族や友人にもぜひおすすめしたいです」と語りました。
今シーズンは、デンマークのライフスタイルで「温もり」や「心地よい雰囲気や空間」、「幸福感に満ちている」ことを意味する「ヒュッゲ」のムードを表現しました。大切な人と微笑み合いながら心温まる幸せなひと時を過ごしてほしいという願いを込めたコレクションです。
メンズコレクションが加わることによって、家族や恋人、親しい仲間と日常の様々なシーンで一段と楽しみやすくなりました。新コレクションのアイテム数は全部で83点(ウィメンズが66、メンズが17アイテム)と、充実したラインアップです。ユニクロ銀座では12階の期間限定スペシャルフロアで9月20日(水)まで「イネス・ド・ラ・フレサンジュ」コレクションを展開しています。
既に大勢のファンがいるウィメンズに加え、メンズが誕生したおかげで、カップル買いが楽しめるようになりました。「私たちは流行に左右されず、着る人が服を自分のものにしていくような、時を越えて残っていく服を目指しています。世界中のたくさんの人々に長く愛される服を届けたいというメッセージは、ユニクロの哲学ともぴったり合っていると思いますし、その想いをこのコレクションで実現することができました」と語るイネス氏。気取らないのに、小粋に映る、イネス氏ならではのテイストはこの秋冬の装いをフレンチシックのムードで彩ってくれそうです。
INES DE LA FRESSANGE
http://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/ines/women/
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「ユニクロ×イネス・ド・ラ・フレサンジュ」2017年秋冬コレクション発表
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