森星 / ケイト・モス / 中村獅童
森星 / ピーター・リンドバーグ
ケイト・モス
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日本が誇る伝統文化の「着物」に着目し、一流クリエイターが秀逸な着物を新しい解釈のもとに表現したエキシビション「KIMONO ROBOTO（キモノロボット）」が2017年12月1日（金）～12月10日（日）、東京・青山の表参道ヒルズ本館の地下３階「スペースオー」で開催されます。
開催に先駆け、11月30日（木）、世界各国から豪華ゲストを招いたオープニングセレモニーが開催されたので、行ってきました。スーパーモデルのKate Moss（ケイト・モス）も来日。歌舞伎俳優の中村獅童と、ファッションモデルの森星が登場しました。アイスランドのミュージシャンで女優のBjork（ビョーク）の最新ミュージックビデオ「Utopia」もワールドプレミア公開されました。
伝統を受け継ぐ着物作家や職人が手がけた着物のコレクションが一堂に会します。460年の歴史を持つ京友禅の老舗「千總(ちそう) 」が制作した作品をはじめ、貴重な13点を展示します。世界のコンテンポラリークリエイターによる着物の展示・演出も実現しました。職人達による洗練された技術は、ロボットアームの先端に設置されたカメラを操作し、その詳細をディスプレイで間近に見ることができます。
ビョークはミュージックビデオの劇中で、本展のメイン展示物である、２年の歳月をかけて制作した着物を着用。写真家のPeter Lindbergh（ピーター・リンドバーグ）氏は着物とファッションの出逢いを撮影。写真家の土井浩一郎氏もドラマチックな写真で着物を表現しています。ファッションショーの演出で有名なAlexandre de Betak（アレクサンドル・ドゥ・ベタック）氏や、映像アーティストのWarren du Preez & Nick Thornton-Jones（ウォーレン・デュプリア＆ニック・ソ―ントン・ジョーンズ）も参加しています。
「KIMONO ROBOTO」は2014年から統合型リゾート企業のメルコが取り組んでいるプロジェクトの一環です。合計23点の着物制作を、日本を代表する着物の産地に依頼しました。
着物もロボットも日本が誇る技術・テクノロジーであり、時や分野を超えてそのクロスオーバーを体感できる企画は斬新です。ファッション、音楽、写真・映像などの文化ミックスを味わえる構成になっていて、立体的なカルチャー感覚が楽しめます。
・展覧会タイトル KIMONO ROBOTO（キモノロボット）
・URL http://www.kimonoroboto.com/
・期間 2017年12月１日(金)～12月10日（日）
・場所 表参道ヒルズ本館B3F スペースオー
・入場料 無料
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