Alexander Wang／Calvin Klein
DKNY／Lacoste
Rachel Zoe／Theysken’s Theory
Jill Stuart／Tess Giberson
Kaelen／Tibi
Alexadre Herchcovitch／Michael Kors
Anna Sui／BCBG Max Azria
Jason Wu／Rebecca Taylor
Moika Chiag／Clover Canyon
Donna Karan／Tory Burch
Rebecca Minkoff／Nicholas k
Thakoon／Vera Wang
Nanette Lepore／Diane von Furstenberg
Vivienne Tam／Herve Leger by Max Azria
Karen Walker／Boy. by Band of Outsiders
Helmut Lang／rag & bone
Tadashi Shoji／Tracy Reese
Tommy Hilfiger／Thom Browne
Derek Lam／J.Crew
Milly／Timo Weiland
Osklen／Richard Chai
3.1 Phillip Lim
2013年春夏NYファッションウイークが終了し、無事に帰国しました～[E:airplane]。
今回のNYコレクションでは、対極のフォルムが目を惹きました。
１つは、ビスチェやハーネス（安全ベルト）で際立たせるボディーコンシャス。
もう１つは、ボクシーな（角ばった）フォルムで見せる肩や腕の
ボリュームシルエット。締めるか膨らませるかという
真逆の二極化傾向が印象的でした。
二極化シルエットと並んでもう１つの大きな動きに
挙げられるのが、柄を前面に押し出した新エレガンス。
新モチーフのエース格は「ストライプ」。
ジオメトリック（幾何学的）模様や水玉（ドット）などにも注目が集まる気配。
複数の柄を組み合わせる「柄on柄」、何種類もの写真を寄せ集めたような
コラージュプリントは柄の発展形として関心を集めそうです。
ファブリックやマテリアルの面では、
センシュアルなレース×ハードなレザーで合わせる、
コントラストを効かせたコーデが新しい素材扱いと映ります。
ＳＦっぽい光る生地のボトムスやフィルム素材、透明のアイウエア＆シューズなど、
フューチャーな見た目のアイテムも脚光を浴びそう。
ムードやテイストの面では、ビーチを思わせる雰囲気や、
上品なボヘミアン、都会的なアスレチック、穏やかなミリタリーなどが
打ち出されました。どのトレンドも適度にテイストミックスされ、
気張りすぎないこなれた装いがさらに浸透していきそうです。
早速、次シーズン（2013年春夏）トレンドを予測し、
主なキーワードとともにご紹介します。
◆ボクシー vs ボディーコンシャス
シルエットは二極化。ボディーを強調するスッキリスタイルか、
肩や腕周りに膨らみを持たせたボクシーなスクエアシルエット。
ウエストやバスト周りをアピールしたボディーコンシャス服と、
ボリューミーなジャケットやワンピースなどのフォルム服に注目。
◆ストライプ、ジオメトリック、アールデコ、コラージュ
ボーダー、ドット、チェックは先シーズンに引き続き、今季も継続トレンドに。
そこに、「ストライプ」が新しく加わります。すっきりシャープに見える
ストライプは、多くの世代に受け入れられそうな新鮮モチーフ。
ワードローブに少ないアイテムというところでも迎え入れる価値がありそう。
アールデコを思わせるジオメトリック柄や、視覚効果の高い
コラージュプリントも着こなしにインパクトを添えてくれます。
◆SF、フューチャー
光る素材のアイテムや、透明フィルム、ナイロン、
ネオプレン（ウエットスーツの材質）などっを使った、
SFムードを醸し出すフューチャリスティックな装いも多く登場。
60年代っぽい雰囲気をミックスしたレトロフューチャーも。
例えば、ゴールドのスカートにボーダーのカットソーで合わせたり、
ハイテクとレトロが入り交じったりといった
テイストミックスの着こなしがアップカミング。
◆レザー vs レース
レザーのビスチェ、ハーネスなどをはじめ、ライダースやジャケット、
スカート、パンツまで夏レザー提案が多かった今シーズン。
そこに、繊細なレースを合わせるスタイリングが目を惹きました。
去年からトレンドとして続くレースはさらにカットワークや
バリエーションが広がりそう。レースをエッジィに着こなすというという手法です。
◆アスレチック、ビーチ
スポーツをおしゃれに持ち込む着こなしは、ここ数シーズンでかなり浸透して
きましたが、さらに進化を遂げて、様々なテイストとミックスされます。
ビーチルックを象徴するビキニやスイムウエアにジャケットで合わせたりと
街着に昇華させたスタイルは、新鮮で日本の若い女性にも
受け入れられそうです。リゾートやトロピカルを連想させる
絞り染め（タイダイ）技法のプリントもお目見えしました。
◆柄on柄、グランジ
花柄やチェック、ストライプ、抽象柄など様々な柄同士で合わせる
「柄on柄」は、今回のNYでも多用されていました。
ベースは着心地のよさそうなウエラブル服。
そこにインパクトある柄同士を重ねていきます。
複雑に柄同士を組み合わせて、どこが服のつなぎ目になっているか
分からないような着こなしです。柄同士でもエレガントに仕上げるのが重要に。
また、グランジやパンクテイストを上品に味付けした装いも提案されていました。
◆ブルー、グリーン、ホワイト×ブラック、コーラルピンク
コレクションのファーストルックでは、オールホワイトで見せる
ブランドが目につきました。白×黒のコントラストでアピールするところも。
海の色であるマリンブルーや、ミリタリー調のグリーンも人気カラー。
コケティッシュなコーラルピンクは差し色としても気になりました。
会場を訪れたファッショニスタの着こなしでは、さっそく
ビスチェを取り入れている人に多く遭遇。透けるニットや
ジャケットを羽織ったりした腹出しルックです（似合うから羨ましい・・・）。
日本でもスタイルに自信がある人や若い人に受けそうです。
ゴールドに光る素材やフィルム素材のスカートをはいている人も見掛けました。
引き続き人気の柄パンツは、パジャマのようなゆるいフォルムも加わりました。
両サイドにラインを走らせたスポーティなパンツはプロポーションも
よく見せてくれます。オーバーサイズのミリタリーアウターやシャツを
ワンピのように着こなしていたり、ミニフレアのスカートにキャップ帽で合わせたり。
バッグは「3.1 Phillip Lim」の「Pashli Satchel」を持っている人がたくさん～☆
「Facebook」にもたくさん写真をUPしてありますから、ご覧ください[E:happy01]。
↓
www.facebook.com/rie.miyata.37
2013年春夏NYコレクション・リポートを執筆しましたので、
こちらも合わせてご覧くださいませ[E:heart]
↓
[E:ribbon]BCBGMAXAZRIA（ビーシービージーマックスアズリア）
http://www.apparel-web.com/collection/2013ss/newyork/bcbgmaxazria/
[E:ribbon]TADASHI SHOJI（タダシ ショージ）
http://www.apparel-web.com/collection/2013ss/newyork/tadashi-shoji/
[E:ribbon]Helmut Lang（ヘルムート ラング）
http://www.apparel-web.com/collection/2013ss/newyork/helmutlang/
[E:ribbon]Boy. by BAND OF OUTSIDERS（ボーイ バイ バンド オブ アウトサイダーズ）
http://www.apparel-web.com/collection/2013ss/newyork/band-of-outsiders/
[E:ribbon]Alexandre Herchcovitch（アレキサンドレ ヘルコビッチ）
http://www.apparel-web.com/collection/2013ss/newyork/alexandre-herchcovitch/
[E:ribbon]DIANE von FURSTENBERG（ダイアン フォン ファステンバーグ）
http://www.apparel-web.com/collection/2013ss/newyork/diane-von-furstenberg/
[E:ribbon]DKNY（ディーケーエヌワイ）
http://www.apparel-web.com/collection/2013ss/newyork/dkny/
[E:ribbon]TOMMY HILFIGER（トミー ヒルフィガー）
http://www.apparel-web.com/collection/2013ss/newyork/tommy-hilfiger-womens/
[E:ribbon]OSKLEN（オスクレン）
http://www.apparel-web.com/collection/2013ss/newyork/osklen/
[E:ribbon]DONNA KARAN NEW YORK（ダナ キャラン ニューヨーク）
http://www.apparel-web.com/collection/2013ss/newyork/donna-karan-new-york/
[E:ribbon]Theyskens’ Theory（ティスケンス セオリー）
http://www.apparel-web.com/collection/2013ss/newyork/theyskenstheory/
[E:ribbon]TORY BURCH（トリー バーチ）
http://www.apparel-web.com/collection/2013ss/newyork/tory-burch/
[E:ribbon]Karen Walker（カレン ウォーカー）
http://www.apparel-web.com/collection/2013ss/newyork/karenwalker/
[E:ribbon]Calvin Klein（カルバン クライン）
http://www.apparel-web.com/collection/2013ss/newyork/calvin-klein/
[E:ribbon]3.1 Phillip Lim（3.1 フィリップ リム）
http://www.apparel-web.com/collection/2013ss/newyork/31philliplim/
[E:ribbon]THOM BROWNE（トム ブラウン）
http://www.apparel-web.com/collection/2013ss/newyork/thom-browne/
[E:ribbon]ANNA SUI（アナ スイ）
http://www.apparel-web.com/collection/2013ss/newyork/anna-sui/
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