帰国しました~。しかし、病み上がりです。。。
実は、NYに入る前日から風邪気味で、ヤバイな…と思っていたら、案の定、風邪をこじらせてしまい、今回のNY中は風邪&熱と戦いながら、日々お仕事してきました。
NYへ着いたら、気温はマイナス・12度!ちょっと歩くだけで顔の皮膚がパリパリに凍ってしまいそうな日々でした。
東京がとてもあたたかく感じマス…☆
2月2日~2月9日までNYコレクションが開催されました。
ブライアントパークの外はマイナス気温のため、さすがに閑散とした日々。。。その分テント内はとても混雑していました。
モエ・エ・シャンドンのコーナーがあったり、ラグジュアリーな雰囲気たっぷり。
そして今回もスポンサーはメルセデス・ベンツ☆
大人顔負けの子供達がモデルになって登場するキュートな「Child」コレクションなども開催されました♪(写真上)
こちらの写真は若手注目株、CHRIS BENZ(クリス・ベンズ)で、プレゼンテーション形式のショーを開催しました。
今回、私は10ほどのコレクションを観ましたが、全体的にニューヨークらしいリアルクローズは健在。春夏トレンドのフューチャーリスティックなメタリックな素材感は秋冬も続くようです。ただ、春夏とは違って秋冬は一気にシックでモダン、そしてダークさやハードさが加わります。色は断然、「黒」。
「黒」がこれらのシック、モダン、ダーク、ハードといった言葉を表しています。
ただ単に、暗い・重たい雰囲気ではなく、キリリとした女性らしい強さを表しています。シルエットは今までのレイヤードファッションからボディーコンシャスへシフト!
グランジファッションを打ち出していたトレンドセッター、「マーク・ジェイコブス」がクラシックでモダンにガラリと変貌、NYコレを物語っています。
■DEREK LAM(デレク・ラム)
建築家フランク ゲーリー氏によって設計された、NYチェルシー地区、ハドソン川沿いに建設されたIACビルからインスピレーションされたコレクション。体にフィットしたボディーコンシャスでセクシーなパンツにボックス型のゆったりとしたマニッシュなシルエットのジャケットを合わせるなど、非対称なものをパーフェクトに組み合わせたコレクションでした。
■MALANDRINO(マランドリーノ)
クラシックでレトロな印象のコレクションでした。スパンコールや羽根使いが昔の女優のよう。ブラウスやワンピースなどドレープやギャザー使いなどの動きが出ていて美しかった。ボトムはコンパクトにスッキリとまとめられ、すらりとした脚がまるで今にも踊り出しそうな雰囲気。
■DOO.RI(ドゥー・リー)
光沢のあるジャージー素材を使ったドレスに美しいドレープ使いが重なりエレガントなコレクション。シルエットは丸みのあるエッグシルエットのドレスが中心。色は黒を中心に差し色でターコーイズやグリーン、ワインレッドなどが入り、ハッとした新鮮さ。
■NARCISO RODRIGUEZ(ナルシソ・ロドリゲス)
ストイックに削ぎ落とした感のあるナルシソ・ロドリゲスらしい得意なミニマルスタイルが中心。色は黒と白。厚地素材のスリムパンツという都会的なテイストの中にスポーティーさがミックスされたコレクションでした。
■NEIL BARRETT(ニール・バーレット)
シンプルでマニッシュな仕上がり。女らしいスキニーパンツにオーバーサイズのジャケットの合わせなど黒&白の合わせはニューヨーク流。足元はヒールで女らしく決めたスタイル。
■ANNA SUI(アナ・スイ)
お得意のAラインワンピースが中心のコレクションは、今までよりシックで大人な雰囲気。黒をメーンにチョコレートカラーなどのシックな色で展開されたコレクションは、ソファーの柄などの家具からインスパイアされている。
~関連記事~
(2006年9月19日ブログ)2007年春夏ニューヨークコレクション
http://fashionbible.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_3c34.html