ロシアとバルト海にはさまれた北ヨーロッパの国、ラトビア出身のシューズデザイナーのElina Dobele(エリーナ・ドベレ)さんが手がけるブランド「ELINA DOBELE」の新作発表パーティがラトビア共和国大使館で先日、開催されました。
建築家としてのキャリアを持つエリーナさんは、フットウェアデザインに魅力を感じ、2010年にブランドをスタートしました。「靴は足にとっての小さな家だと考えます。そのグラフィカルでポエティックなデザインは、私の建築家としての経験や、子ども時代の記憶、そして日々の活動を反映しています」と彼女は語っています。その言葉通り、靴のコレクションには建築の経験が生かされていて、クラフトマンシップによって丁寧につくられています。展示された靴はアーキテクトを感じさせるような、靴の先が四角いデザインが特徴的。それでいて、足首に向かってすっきりとしたフォルムがフェミニンでスタイリッシュなムードを感じさせます。
靴の箱を建物のように積んでディスプレイしていたところにも建築のセンスが感じられました。来日したElinaさんが丁寧に説明してくれました。ありがとうございました。
ELINA DOBELE
http://elinadobele.com/
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