ユニクロ(UNIQLO)2024-25年秋冬コレクション展示会リポート 40周年の節目にタイムレス感を重視、レイヤードを多彩に

ユニクロ(UNIQLO)2024-25年秋冬コレクション展示会リポート

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「UNIQLO(ユニクロ)」が2024-25年秋冬コレクションを発表しました。全体のテーマは「Timeless Tones」ブランドの誕生から40周年を迎え、クラシックとモダンを追求したLifewearのありようを再確認するようなコレクションとなりました。ヨーロッパの都市をヒントに「ミックス&マッチ」のスタイリングを盛り込んで、ベーシック服の先を示しています。

「マスターピース」のコーナーではブランドの歴史を彩ってきた名作アイテムを振り返りました。フランネルシャツやスフレヤーンクルーネックセーターなどを披露。製法や素材にも光を当てています。

秋冬シーズンのキースタイリングと言えそうなのは多彩なレイヤードです。異なるテイストを交わらせる重ね着がムードを濃くしています。これはメンズとウィメンズの両方に共通した傾向です。全体のテーマに掲げたタイムレスの雰囲気が強まったのも今回の特徴といえるでしょう。

 

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■NEO-TRADITION

秋向けコレクションの着想源の一つになったのは英国スコットランドの古都・エディンバラ。大学の街でもあるこの街に暮らす人々から見えてきたのはフォーマルとカジュアル、素材やシルエットの組み合わせによって生まれる秋の着こなしです。

ニットを輪っか状にゆるく首に巻くスタイリングがのどか。パンツもゆったりめです。人気の半月形バッグにはキルティングが加わりました。さらにヒットしそうです。

パイルリネンフリースジップアップジャケットはぬくもりと穏やかムードが両立。ネック周りもあたたかそうです。

ハーフジップスウエットシャツは昔の体操着っぽいハーフジップの風情がどこか懐かしげ。シャツ類の上から重ねて、ジップを開ければ、味わいの深いレイヤードに仕上がります。ドロップショルダーのおかげで、リラクシンッグな着映えです。

スーパーノンアイロンジャージースリムフィットシャツはアイロンいらず。ジャージー素材なので、着心地は楽々です。

ヒートテック リブ ブラ エクストラウォームは定評のあるユニクロのカップ構造とヒートテックの合わせ技。シーズンレスな重ね着に重宝しそうです。

ワイドトラウザージーンズは名前の通り、トラウザーライクな着映え。一般的なジーンズとは別のクリーンな印象です。

パンツは太めトレンドの勢いが続いています。ワイドチノパンツはストレッチ仕様のウエストだから、穿き心地が楽ちん。ワイドなのにすっきり映る「技あり」のシルエットです。

ケーブルクルーネックセーターはソフトなコットンを加えて、やさしい肌当たりに仕上げました。半袖はレイヤードに重宝しそう。アンサンブルでも着られます。

コンビネーションドレスは上半身がニット、下半身がプリーツスカートという組み合わせで表情を深くしています。長袖にアップデートしてあり、着ていくシーンを選びません。

ショルダーバッグは合皮のイメージを超える質感を備えていて、ドレッシーな装いにもなじみます。しんなりとボディーに沿う造り。余った端を長く遊ばせることのできるストラップがアイキャッチーです。

 

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■NEO-NORDIC CITY

冬向けアイテムは機能的で美しいデザインが暮らしに根付く北欧の街、ストックホルムがイメージソースになっています。落ち着いた色使いが提案されました。

薄手のアウターをまとったレイヤードがキールックに据えられています。カシミヤニットが一段と充実度を増して、カラーバリエーションは32色に。しかもこの為替レート状況にあって値下げだそうで、企業としてのパワーを感じました。

スフレヤーンクルーネックセーターのなめらかな肌触りはスフレヤーンならでは。前後の長さを変えてあるコクーンシルエットなので、スタイルアップの効果も期待できます。

3Dニット スフレヤーンVネックベストはプルオーバーで着られるニットベスト。リブ編みのベストは今回が初登場だそう。レイヤードに組み入れやすいシテムです。

このニットベストとセットアップで着られるのが3Dニット スフレヤーン スカートです。ナローシルエットのおかげで、すっきりした見え具合に。リブ編みが施されているので、ナローでも締め付けられないデザインです。

オーバーサイズショートジャケットは素材がノンウールで、シーズンを越えて通年で使えそう。ショート丈はボトムスとの相性を選びません。柄が豊富なのも、うれしいポイントです。

長い名前のドライスウエット リラックスシルエット フルジップ フーディはそれだけたくさんの推し所が詰まっています。スウェットなのに着心地が軽いのは、ドライ素材ならではのよさ。シルエットに癖が強くないから、自在に着回せます。

 

 

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毎年、冬シーズンの発売を心待ちにしている人が多いのが「極暖ヒートテック」シリーズです。通常のヒートテックの約1.5倍の暖かさ。カシミヤを9%配合しました。実際に着てみると、すごく薄くて柔らかくてしなやか。「極暖」と同等の暖かさでありつつ、約30%の軽量化を実現しました。

ダウンを使わない中綿「パフテック」は天然ダウンの羽毛構造を化学繊維で再現しました。ふっくらとやわらかい質感があり、自宅での手洗いOK。綿が抜ける心配もないそうです。

40周年の節目ということで、ブランドの軌跡を示す双六風のロードマップが掲げられていました。柳井正さんが誕生した1949年から始まっています。88年に「ユニクロ」が生まれた当時のロゴも披露されました。お客様の声から生まれた商品の紹介コーナーはお客様と向き合う誠実な姿勢を印象付けました。アップサイクルの取り組みに関しても展示がありました。

 

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■Uniqlo U

「Uniqlo U(ユニクロ ユー)」ではレイヤードで魅せる4つのスタイリングが目を引きました。ミリタリー風にエレガントなアレンジが加わっていて、ジェンダーレスに着こなしやすくなっています。

 

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■UNIQLO : C

ますます期待を集める、クレア・ワイト・ケラー氏によるコレクション「UNIQLO : C(ユニクロ:シー)」。パフテックのアウター着用したところ、軽くておしゃれな着映えに魅了されました。

メンズアイテムをあえてウィメンズのトルソー(マネキン)に着せたスタイリングは性別にとらわれない着こなしの可能性を示しているかのよう。スウエットの上下はさっそく人気投票にランクイン。メンズデニムはヒゲやアタリなどのシワ加工が施され、ディテールへのこだわりをうかがわせました。靴が充実していて、スニーカーも用意されています。

 

 

素材とデザインの両面でさらなる進化を示した「ユニクロ」の新コレクション。レイヤードの提案でもバリエーションが広がっていて、これまで以上に自分好みの着こなしを試しやすくなったと感じました。

 

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UNIQLO
https://www.uniqlo.com/jp/ja/

 

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