東京ビッグサイトで2025年6月1日に開催された、日本最大級の古着イベント「古着フェス® with Rakuten Rakuma」に行ってきました。全国の人気ショップから隠れた名店までが参加し、それぞれの個性が光るブースが並んでいました。普段はオンライン限定で販売しているショップも多いそうで、実際に手に取って選べるこの機会はとても貴重です。
会場には約300店舗のブースが並びました。全体的にはTシャツやスウェットシャツなど、ストリートやカジュアルテイストのアイテムが豊富。状態のよさや価格の値ごろ感などは日本の古着カルチャーらしいところです。欧米のフリーマーケットとはまた違った、日本独自のセレクトの妙に触れることができました。
ブースに立っている店員さんは気さくでやさしい方が多く、気軽に話しかけやすい雰囲気も心地よく感じました。接客が丁寧で、初心者でも安心して買い物を楽しめます。メンズアイテムが多い印象でしたが、女性があえてメンズサイズを着こなすのは今の人気スタイリング。メンズ古着の魅力をあらためて感じる機会にもなりました。
ファッション以外のカルチャー要素も豊富で、初心者からマニアまで誰もが楽しめる空間になっていました。アパレル以外のアイテムもあり、幅広い品揃え。私はジャケットとスウェットトップス、ラグを購入しました。アイテム選びを通じて、店員さんとのおしゃべりを楽しめました。
会場内には飲食ブースがあり、手に入れた古着を眺めながら味わう「古着メシ」は、このイベントならではの楽しみ方。広々とした会場は見た目より回りやすく配置されています。天候に左右されない屋内開催というのもありがたいポイント。会場のあちこちで、思い思いに買い物を楽しむ人たちの笑顔が印象的でした。
来場者層に広がりが見られました。若い世代が中心ではあるものの、大人のカップルやグループの姿が見られ、古着マーケットの裾野が広がっていることを示していました。会場全体がポジティブな活気に包まれていて、「古着のテーマパーク」と呼べそうな空間でした。
これからもますます進化を続け、規模が拡大するのが確実な古着フェス。次回は記念すべき第10回の開催になります。古着好きはもちろん、興味を持ち始めた方も楽しめるイベントです。ぜひ、次回はこの輪に加わってみてください。
古着フェス® with Rakuten Rakuma
https://www.andbuyer.or.jp/furugifestival/