日本のフォーマルウエア文化を確立した「東京ソワール」が４０周年を迎えようとしています。伊藤佳代子さんにご案内頂き、真理子さんと２００９年春夏展示会にお邪魔してきました。
フォーマルウエアと一口に言っても、シチュエーションごとにアイテムは様々。最新アイテムがズラリと並んでいました。定番の黒の礼服をはじめ、各種セレモニー服、お受験スーツなど、「こういうシチュエーションに対応したアイテムもあるのか」と気付かされるような服。
今までの「フォーマル服」というイメージを覆すような豊かなデザイン性のものが多く見られました。色数を抑え、派手色を避けるといった制約の中、ディテールやフォルム、テキスタイルなどでこれほどまでに様々な提案ができるものかと、あらためて感心。フォーマルウエアというカテゴリーに絞り、その分、奥行きや深みを持たせた深掘りのクリエイティビティーがフォーマルウエアをここまで大きな市場に育て上げたのでしょう。
展開しているブランドも自社オリジナルブランドはもちろん、「LANVIN」「pierre cardin」「CARVEN」などのラグジュアリーブランドをカバー。今シーズンからは「ungaro」もスタートしました。正装という枠組みにとどまらず、普段使いアイテムとしても単品コーディネートできそうなものが多く、働く女性にとっても使いやすのでは[E:flair]と感じました。
東京ソワール
http://www.soir.co.jp/
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