クラシックな淑女風の装いが見直されています。ボウタイ・ブラウス、フリル袖、チェック柄、ファーなどはノスタルジックな風情。1930年代を背景にした映画『オリエント急行殺人事件』(12月8日公開)はこのようなレトロルックのお手本。品格を帯びたレディーライクなファッションはかえって新鮮。しかも、この秋冬トレンドのチェック柄とファーがたくさん登場するので、おしゃれの盗みどころがいっぱい。
事件の舞台となるのが、最高級の寝台列車「オリエント急行」とあって、登場人物はいずれも立派な衣装持ち。年齢層も幅広いので、1930年代のクラシックな着こなしを存分に楽しめます。
「ミステリーの女王」と呼ばれる作家、アガサ・クリスティーの長編推理小説「オリエント急行の殺人」を、この上ないほどの豪華な俳優陣で再び映画化。早々に殺されてしまう大富豪役をジョニー・デップが演じるという、何ともぜいたくな配役。女優陣もミシェル・ファイファー、ジュディ・デンチ、ペネロペ・クルスなどの有名な顔ぶれがずらり。演じる役どころも伯爵夫人、家庭教師、メイドなどさまざまで、それぞれの立場に見合った装いが披露されます。
「日経ウーマンオンライン」(WOL)に寄稿しました。
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憧れ「淑女風」レトロコーデ お仕事服への取り入れ方