ファッションの世界で「モードの最高峰」と呼ばれるのが高級注文服の「オートクチュール」です。一般には流通していないので、身近に感じにくい「高嶺の花」ですが、映画『オートクチュール』は秘密のベールに包まれてきた内側を教えてくれます。今回はオートクチュールの魅力や意味を解説します。
3月25日(金)に公開される映画『オートクチュール』では、引退を間近に控えたベテランのお針子、エステル(ナタリー・バイ)と、彼女に見込まれてアトリエに入ったばかりの新顔お針子のジャド(リナ・クードリ)を通して、アトリエの日々が描かれます。オートクチュールのプロフェッショナルな仕事ぶりには職人仕事へのリスペクトを呼び覚まされます。クリスチャン・ディオール社が保管してきた幻のドレスや創業者のスケッチ画など、貴重なアーカイブが登場するのも見逃せません。クチュール文化の神髄に触れることができる映画です。
YAHOO!JAPANニュース「宮田理江のファッション360°」に寄稿しました。
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別格の「パリコレ」をご存じ? 超リッチが集まる「モードの最高峰」の実態とは
https://news.yahoo.co.jp/byline/miyatarie/20220219-00282030
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In the world of fashion, the “pinnacle of mode” is “haute couture,” which is high-end custom-made clothing. Since it is not distributed to the general public, it is a “high peak” that is hard to feel familiar with, but the movie “Haute Couture” gives us an inside look that has been shrouded in secrecy. In this article, I will explain the appeal and meaning of haute couture.