女優でモデルの桐島(きりしま)かれん氏がクリエイティブディレクターを務めているブランド「HOUSE OF LOTUS(ハウス オブ ロータス)」が2017年春、東京・二子玉川の玉川高島屋S・C内に新ストアをオープンします。サザビーリーグとパートナーシップを組んで、さらなる成長を目指します。
先日、ブランドの展示会が開催されたので行ってきました。会場につくと、そこはクロスカルチャーの旅に誘われたような空間。春の訪れが待ち遠しくなるような色鮮やかなウエアや、お出かけ気分を高めてくれるアクセサリー・小物たち、そして、時空やカルチャーを超えたセンスを感じさせるインテリアや雑貨がお出迎え。今回の写真はすべてそのときに撮ったものです。
「旅好きの母に連れられて子供の頃から世界を巡り歩いていた私は、異国の手工芸品や民具、雑貨に強く惹かれ続けてきました」というかれん氏。これまでは広尾のアパート地下にあった店舗をいったん閉じて、玉川高島屋S・C店に新ストアを構えます。
「装う」「暮らす」「もてなす」という切り口で表現していくライフクラフトブランドという位置づけです。「Happiness of Life」というコンセプトを掲げ、日々の暮らしを充実させる「感動」や「よろこび」をもらえるような場所を提案していくそうです。
オリジナルに企画するウエアは女性の1日を「Morning」「Tea time」「Day」「Night」という4シーンに区切って、それぞれにふさわしいアイテムを用意します。キーアイテムにはワンピースを据えています。
春夏シーズンに向けてはカディコットン(手織りの布)やリネンなど、肌触りにすぐれストレスを感じにくい天然繊維を多用。カットレースやオーガンジー、シルクタフタ、シルクタフタ、キュプラなど、表面の質感に富んだ素材をミックスしています。インドの伝統的な技法を採用。ブロックプリントやイカット、ミラーワーク刺繍、クロスステッチなども生かしています。
雑貨はバリやベトナムを中心としたアジアをはじめ、モロッコやイタリアなどから買い付けています。レア感の高い別注商品を企画。二子玉川店のオープンに合わせて、クリスチャンヌ・ペロションに特別オーダーしたティーセットも用意されました。
「文化の交差点」というストアコンセプトに基づいて、カルチャーミックスを体感できるような売り場構成や内装になっています。「旅」や「カルチャーミックス」は2017年のファッションの重要テーマとなっていきそうなだけに、オープンのタイミングで足を運んでみたくなります。
HOUSE OF LOTUS
http://houseoflotus.jp/
http://www.sazaby-league.co.jp/brands/detail/house-of-lotus/
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