「3.1 Phillip Lim(3.1 フィリップ リム)」は上海ファッションウィーク期間中の2017年10月14日、18年春夏コレクションのインスタレーションを開催しました。「Fashion, Art, Flora: A Dialogue in Bloom-ファッション、アート、フローラ:対話による開花」をテーマに選んで、フローラルアーティストのマーク・コール氏とエキシビジョンデザイナー、アンドリュー・オンドレジャック氏、そしてサウンドデザイナーのセバスチャン・ぺリン氏とのコラボレーションによるエキシビションを10月15~16日の期間限定で一般公開しました。
会場では先のニューヨーク・ファッションウイークで発表したコレクションをベースに、花を使って解釈を加えました。フィリップ・リム氏は「今回のエキシビジョンでは、異種のアートフォームがインターコネクトすることを探求素晴らしい機会になりました。ファッションショーとは違う形の体験を、ブランドが大切にしている、アート、ミュージック、そしてインテリアを使用しながら創りあげていきました」と述べました。
各部屋ごとに注意深く創り上げた部屋はそれぞれ色、光、音、そしてその空間の融合の中、ダリアやアジサイが空間を彩りました。クリムゾンカラーの宝石箱のようなボックスの中には9000もの赤いバラ。シャルトルーズ色のモスでできたスカルプチャーはアスコルシェンダを触れるときに音が奏でる仕掛け。気品のあるエキゾチックなキイロショウジョウバエにより創り上げられた雲が空に広がりました。
アートとファッションのコラボレーションはさらに広がる勢いですが、花や音楽を加えて奥行きを増した点で今回の構成は新しい試み。文化が交差する上海にふさわしいインスタレーションとなりました。
#FashionArtFlora
#31Spring2018
3.1 Phillip Lim
http://31philliplim.jp/