「Roberto Cavalli(ロベルト カヴァリ)」は2018年春夏シーズンの広告キャンペーンを発表しました。クリエイティブディレクターのポール・サリッジ(Paul Surridge)氏にとっては就任後、初の広告キャンペーンとなります。
18年春夏の広告キャンペーンでロベルト・カヴァリは女性の自信に満ちた官能性を賞賛します。アメリカの写真家、Zoe Ghertner氏はカリフォルニア州のSimy Valleyでオランダ出身のモデル、Birgit Kosを撮影しました。乾燥した草、岩や木などのむきだしの自然のエレメントは、春夏コレクションが持つ都会的なシャープさとエレガンスの魅力的なコントラストを作り出します。
壁の前に立ち、干し草に腰かけ、芝生の上に横たわるBirgit Kosは、ロベルト・カヴァリが定義する女性像を象徴するかのよう。Ghertner氏の強力な光への感覚は、透けて見えるインナーと人間工学的なラインを備えたボディコンシャスなドレスで強調された、女性らしいシルエットの典型的な美しさを高めています。
フィレンツェのファッションハウスならではの熟練の職人が生み出すクオリティを示す、洗練されたハンドバッグを含むアクセサリーがフォーカスされています。サリッジ氏は「私にとってこのブランドの最初の広告キャンペーンでは、全女性チームと仕事をしたいと思っていました。Roberto Cavalliウーマンの毅然としたインディペンデントな姿勢をよりよく理解し解釈することができました」と語っています。
18年春夏の広告キャンペーンは3月から、国際的なファッションメディアでデビューする予定です。新しい女性像を打ち出す試みがトップブランドの間で勢いづいています。アイテムのイメージを伝える広告キャンペーンでもそういったアプローチが広がっていて、新シーズンのイメージをつかむうえでの手がかりとなってくれそうです。
Roberto Cavalli
www.robertocavalli.com