リサイクルに続く、地球環境に配慮した取り組みの「アップサイクル」をテーマにしたプロジェクト「make CYCLE」が伊勢丹新宿店本館の「TOKYO解放区」で開催されます。東京のデザイナーが考える、ファッションを通じた、新しいサイクルを提案します。期間は、2018年5月23日(水)~5月29日(火)まで。
「アップサイクル」とは、サスティナブル(持続可能)なものづくりの新たな方法論の一つです。従来から行われてきたリサイクル(再循環)とは異なり、元の製品よりも次元・価値の高い(アップ)ものを生み出すことを、最終的な目的としています。
「MIHARA YASUHIRO(ミハラヤスヒロ)」からは一点物アイテムを展開。「Modified(モディファイド)=既成の形を修正した物・ある形を変換した物」というコンセプトのもと、ヴィンテージアイテムを世界各国からセレクト。三原康裕氏が率いるアトリエチームが解体・再構築することによってヴィンテージの本質を追求したコレクションです。
1点1点がすべて手作業で作られ、現代に合わせリサイズをしているので、サイズ感を気にせずにコーディネートできます。「MIHARA YASUHIRO」のブランドアーカイブをもとに、ヴィンテージ素材を使用し、生まれ変わらせています。ヴィンテージの生地は、なかなか手に入らない貴重な物を使用しているそうです。
ファッションのアップサイクルは世界的に取り組みが進んでいるアプローチです。ヴィンテージとう切り口を加えることによって、価値を高める手法は、アップサイクルの新表現として関心を集めそうです。
make CYCLE
開催期間: 2018年5月23日(水)~5月29日(火)まで。
詳細はこちら。
http://isetanparknet.com/news_event/180516-makecycle.html
MIHARA YASUHIRO
http://www.miharayasuhiro.jp/
~関連記事~
リサイクルの次を行く「アップサイクル」
https://riemiyata.com/work/18323/