「LOEWE(ロエベ)」の2018-19年秋冬コレクションの広告キャンペーンで全ビジュアルがそろいました。「ゲート」シリーズから新作のトートやミニバッグが取り上げられています。
新たに公開されたキャンペーンビジュアルでは、英国出身のモデル、ステラ・テナントが古典小説『Don Quixote (邦題:ドンキ・ホーテ)』を読む姿を、写真家のスティーブン・マイゼル氏が撮影しました。LOEWEオリジナルに装丁された小説の帯には、マイゼル氏がイタリア版『VOGUE』誌のために撮りおろした写真が採用されています。このイメージは2018-19年秋冬メンズ広告キャンペーンで発表された古典文学シリーズの第2弾となります。
古典小説を読む構図にも、ちゃんとした意味があります。ロエベの広告は「PAST PRESENT FUTURE」というコンセプトのもとに、過去、現在、未来をつなぎ合わせて表現されています。モデルたちは古いエレベーターの中にとらわれた姿で、ロエベの最新コレクションをまとっています。
これらのキャンペーンビジュアルは、パリ左岸のボナパルト通りにあるロエベのアトリエ、ショールームの外にあるビルボードでも見ることができます。
古典小説を用いたビジュアルは文化の薫りを漂わせています。過去、現在、未来にまたがるような演出からは、ロエベならではのタイムレスな美意識が感じられます。