カルバン・クライン社は「CALVIN KLEIN 205W39NYC」の2018年秋のグローバル広告キャンペーンを発表しました。別世界のレンズを通して、見慣れたアメリカの風景をとらえ直しています。
チーフ・クリエイティブ・オフィサーのRaf Simons(ラフ・シモンズ)氏は「2018年秋のコレクションは、アメリカの発見、1960年代の宇宙開発競争、21世紀の情報化時代など、旧世界と新世界の出会いをモチーフにしている。民主主義の概念を反映して、文化に上下はなく、文化が混ざり合うことによって衣服やその意味は、独自の物語から解放され、それらをコラージュすることによって、何か別のもの、別の夢が生まれるのです」と語っています。
写真家のWilly Vanderperre(ウィリー・ヴァンダーピエール)氏が撮影した一連の作品は、スケールの遊びを駆使し、孤立したユタ州(米国)のランドスケープの上に商品を並べ、ノスタルジックでありながらも現世を超越したような別世界の感覚を呼び起こします。そこには平穏と希望の感覚も存在し、アメリカの若者が絶えず抱えているテーマをとらえているようです。
この広告キャンペーンは、印刷媒体、デジタルメディア、ソーシャルメディア、そして屋外広告を通じてグローバルに展開されます。キャンペーンのストーリーを補完するものとして、秋のシーズンを通して各種ソーシャルプラットフォームでもコンテンツが掲載される予定です。
アメリカの歴史や文化、国民意識をファッション表現に取り入れる試みが相次いでいます。18年秋シーズンのカルバン・クラインは、ベルギー出身のラフがアメリカンカルチャー、ヒストリーを「再発見」したという切り口が新たな魅力を引き出しているようです。
EDITORIAL CREDIT: CALVIN KLEIN 205W39NYC
IMAGE CREDITS: ©2018 Willy Vanderperre
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