カルバン・クラインジーンズの新キャンペーン（2018年秋）を発表　アメリカらしさをアピール

カルバン・クライン社は2018年８月30日、チーフ・クリエイティブ・オフィサーのラフ・シモンズ氏が創り出した、新しいカルバン・クラインジーンズを紹介する、2018年秋カルバン・クラインジーンズのキャンペーンを発表しました。世界中から集まった大勢のキャスト36人が、デニム姿で「つながる」というイメージで、キャンペーンの雰囲気を作り上げています。

一群は星条旗をモチーフにしたオープンフレームの大型看板の上で触れ合っています。大形看板は自分より何か大きなものの一部であるという観念の表現だそうです。キャンペーンでは、「集団に対する若者の帰属意識を支持する」というカルバン・クラインジーンズの伝統を尊重しつつ、ジーンズに対するシモンズ氏のデモクラティックなアプローチを前面に出しています。

アメリカらしい視点を特徴とし、トラッカージャケットやウェスタンシャツといったクラシックデニムの原型が若々しいレンズを通して生まれ変わっています。細部がグラフィックなパッチワーク、モダンアートに発想を得たカラーブロック、新しくなったカルバン・クラインジーンズのロゴなどを採用したのも目をひきます。

アメリカ固有の文化はファッションの新トレンドとして注目を集めています。個人と集団の関係を写し込む手法は斬新で、「民主的」というアプローチも広く共感を集めそうです。